第5話 開放病棟

幸せだ。グループホームが決まらず腐っていたが世の中、私怨で小説家志願がテロ行為することもある。俺の精神病も服薬ミスが重なり今回の重度の長期入院に繋がった。それでも俺はまだそこまで悪いことしてないや。私は落合信彦、立花隆、広瀬隆、太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、三島由紀夫、サリンジャー、フィッツジェラルド。星新一、ドストエフスキー、チャンドラー、へイングウェイ、村上春樹、カールマルクス、ケインズ、スミス、デュルケム、ウェーバー、パーソンズ、ルーマン、ゴフマン、ゾンバルト、孫子、孔子といった錚々たる作家や学者、ジャーナリストが私の目標であった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る