第68話 お題【誰かの技術】【出口のない霊界】【放す】

「まずはこいつを手から放すぞ、それから……」

「それは良いとして、この霊界はどうやって出たら良いんだ? まさか、誰かの技術が必要とか言うんじゃないだろうな?」

「面白いことを言うヤツだな」

「え? 此処って、まさか出口のない霊界とでも言うのか?」

「面白いを通り越して、おめでたいレベルまで言うヤツだったとはな。出口も入り口もあるわけがないだろう!」

「え? ないのか? それじゃあ、俺達どうやって此処に入れたんだ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る