267 商品受け渡しと親戚を紹介したら大変驚かれた
コンテナに野菜、果物、ビン入りジュースを入れていく。
「これ本当におまえがやってるのか?」
「そうですよ…裏庭の畑とかみたでしょう?」
「見たけどよぅ…あれすごくないか…畑には見知った野菜とか果物あるし
家には、電動ジューサーとか電動泡たて器とかあるし」
畑の収穫物とかも現在コンテナに入れている最中である。
「麦茶、生ジュースまで作成して商会と連携して販売してもらうとか立役者じゃねーかよ」
「いろんな人に飲んで貰いたい、食べて貰いたいそんなことを実現してくれたのがゾニルフ会長です」
いまは、家で
他の人たちは、フルーツサンドを梱包してくれている。
「ぱぱりーん!こっちの作業終わったから持ってきたーよ」
と、マチルダが
梱包済みの商品を持ってきてくれた。
「ありがとう!マチルダ」
頭にちゅっとする。
それをみていた
アマンダとリューも
「ぼくにもちてー」
「ぼくもーぼくもー」
と言ってくる。
全員頑張っているので
アマンダ、リューにも頭にちゅっとする。
「おまえは天に愛されてるって感じだな」
「そうかな?よくわかりませんけど」
「(天然なのかもしれない)」
そうしてるうちに
ガドガドと言う音が聞こえてくる。
「このガドガド音は?」
と、ユウキさんとアキトさんが聞くので
「これが会長の乗ってくる『魔導式蒸気機関』の音です」
「おまえの父さんの乗ってる乗り物の音な」
とユウキさんが言ってくる。
(『おまえの父さん』…良い響き)
顔がうっすらと赤くなっていくのをユウキさんが見ていて
俺の頭をくしゃくしゃとする。
「おまえは本当に素直だな」
「わっ…もう、ユウキさん!?」
魔導式蒸気機関を停め
会長、クラウドお義父さん、アルドさんが出てくる。
「おはよう!跡取りくん。おや?新しい人かい?」
「おはようございます。…お、お父さん」
「おや?今日も父と呼んでくれるのかい?それとそちらは?」
ふたりも頭を下げ
「僕は、アキト。アキト•オミンクレイと申します。天下…あ、いえ『』の曾祖母の立場です」
ゾニルフ会長と、クラウドお義父さん、アルドさんはびっくりする。
そりゃ
すこし女性的な面があるようにも思える若そうな男性から
曾祖母の立場ですなんて言われたのだから…。
「そ、そうなのですか?若そうですけど」
「若そう…うーん…僕、1027歳なんですよね」
「「「せ!?1027歳!?…と、隣の方は!?」」」
と、今度はユウキさんに質問する。
彼は
「俺はさきほど相伴に預かったアキトの親戚で
ユウキ•ルヴァンです。俺は第1世界アドクリフの裏世界魔界の神様を現在しております。アキトは第1世界アドクリフの現在主神様です
俺は現在1817歳になりました」
と説明する。
「「「ええ!?どっちも若く見えるけどそんな年齢なんですね!?」」」
そして、今日は
曾孫である俺の手伝いをしてくれることを教えた。
そして会話をはさみながら
作業を行い
終わりくらいに
皆でドリンクと食べ物を食べて
やはり
俺は特殊ですなという会話をしていた。
(まあ、そうだな。でもそれがいいのかもしれない)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます