264 夜のおつまみを食べテレビを観る、そして明日は商品受け渡しの日であることをふたりに伝える

風呂から上がり

リビングに行く。

他の人たちが変わりばんこに風呂へと行く。

その間に

キッチンで夜のおつまみの準備を行う。

ユウキさんとアキトさんも手伝ってくれた。

それと、ユウキさんとアキトさんに明日は商品受け渡しの日であることを伝えた。

「「商品受け渡しの日?」」

「はい。毎週日曜日にクリプト商会の会長である『ゾニルフ会長』…俺の父親ですけど」

それをいうと

「おまえの父親はテュポンだろ?」

「産みのではなく…養子です…俺をクリプト商会の時期会長にしたいらしくて」

「あ、なるほど」

「それと明日もきっと『クラウドお義父さん』も来てくれると思う」

「クラウドお義父さん?」

この話でリッカが、ちょうど風呂から上がってきて

「はい!わたしのお父さんです」

「あー、なるほど…嫁の父親か」

リッカが顔を赤くする。

「はいそうです」


「お父ちゃん」

と、ライトが走って俺に抱きつく。

そして、娘のユミナも

「お母ちゃん」

と、走ってくる。

メセタをユミナは

「お父ちゃん」

と呼び前みたいにメセタの尻尾は引っ張らないので

メセタが泣き出すことはなくなってきた。


「なんか不思議な光景だ。人間のような姿の神の子と、獣人種の神の子…あ」

と、口を押さえ

ユウキさんは、アキトさんを見る。

アキトさんは苦笑いをして

「僕も同じ感じだけど」

と言っていたので

聞いてみた。

「同じような感じ?」

「あ、うん…僕はね五人子供を産んだんだけど」

「ご、五人も子供を産んだんですか!?(それでおっぱいがある程度大きいのか)」

「そ、それでね…1人獣人種の神の子がいるんだ。双子の1人なんだけど…ちょっと訳あり」


「引き取ったとか?」

「いんや…こいつ夫が最終的にふたりになったから」

「は?夫がふたり??それと双子とどういう関係が?」

「ふたりの夫から出来た双子なんだよ。こいつは昔から特殊だからな」

「そうなんだ。グラウディウスっていう旦那とリュクナスっていうハウンドウルフの子供も僕は夫として迎え入れてなんか一緒に身籠っちゃって」


その言葉にあんぐりとなる。

それすごくない?


まあ、その会話でアキトさんはすごい人ってことになった。

それと商品受け渡しの日にお手伝いしてほしいと頼んだら

ふたりともOKしてくれた。

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