33 事件の真相に迫る
この事件の真相に到達した由紀かおるはパートナーヨシオに耳打ち。
「ここからが由紀かおるによるショーの始まりだよ」
ぱくぱくと白菜のおかか和えを食べながら言う俺。
「そうなんですね……もぐもぐ」
メセタはキャベツのおかか和えをもぐもぐしている。
この後由紀かおるとヨシオによる
真相究明と解明を行い事件の犯人が炙り出される。
見事なまでの殺人トリックなどを説明する由紀かおる。
真犯人が明らかとなり
真犯人は由紀かおるを殺そうとするが警察等が近くにいる状態だったのでその場で捕まえられてパトカーに乗せられる。
歌が掛かり
スタッフロールが流れ
エピローグが展開する。
「どうだった?」
「大変に面白く勉強になりましたね」
「そうか」
来週のサスペンスドラマの予告を見てまたもやメセタが
「来週も楽しそうで面白うですね!」
『検死~女医宮古春江の検死ファイル』というやつをやるらしい。
へえ。
今日は土曜日。
ゴミステーションの回収日は燃えるゴミと生ゴミは月曜日となっていたので明後日だなっと俺は思い
テレビを消す
リビングダイニングの電気を消して
寝室にメセタと入る。
メセタはベッドの弾みがいたく気に入る。
「これもすごーい」
「良かったな……メセタおいで」
「我が君」
優しくメセタの頭と背中を撫でてやる。
メセタは目を細めて
「気持ちいいである」
という。
ベッドの布団に入り
メセタと一緒に寝ることにする。
「色々とあったけどこれから宜しくねメセタ」
「はい!我が君……」
「おやすみ」
「おやすみ」
翌朝
昨日寝る前に用意した目覚まし時計が6時に鳴る。
そして起きる
メセタはもう起きていた。
「メセタおはよう……早起きだね」
「我が君より早く起きなくては……我が君の寝顔を守れません」
メセタは何を守ろうとしているんだよ。俺の寝顔なんて守っても仕方ないでしょ。
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