移転した俺は欲しい物が思えば手に入る能力でスローライフするという計画を立てる

みなと劉

1 移転先で様々な出来事起こりすぎなんすけど!?

「世界広しといえども転移そうそう池にポチャンと落ちるのは俺くらいなもんよ!」

濡れた身体を池から出してこれからどうしようと思い

「あー、薪があればな」

と思ったら

薪が出てきた。

「はい?……火があればな」

薪に火がついた。

「うわ!?」

俺は直ぐに火がついた薪を地面に置く。

また薪と言うと薪がでてくる。

「どういうこと?……魚」

するとづきの瞬間

ぴちぴちっ

生きた魚が地面にどーん!

「嘘でしょ……」

しかもやまめだった。川も近くに……あっさっきの池は川と直結してるとか?

まあ、そういうことにしておくか。

でも、服とか濡れてしまったからな。

うーん、一応は欲しいものは

バスタオルに

ぽんっ

着替えの衣服だろ

ぽんっ

それと肉と野菜、鍋に簡単操作の竈門に自宅?

ぽんっぽんっぽぽんっ

「え!?……なんか後ろで何か音が」

恐る恐る振り向くと

家が建っていた。

「なんですと!?」

家の中に入ると

リビングダイニングに風呂、バスタオル、竈門があり。冷蔵庫もあり中には肉と野菜が……。

「さっき俺が欲しいと願った物がなんで出てきてるねん!?」

と叫ぶ俺。


この家は俺の願望が実現したということでいいんだろうな。


まずは、冷蔵庫から肉と野菜を出す。

そして先程外で魚と言って

生の魚(やまめ)を持ってきて

キッチンにて

まな板を願うと使いやすそうなまな板が出てくる。


次は包丁を願った。すると関の包丁が

こちらも結構な業物であるようだ。


包丁は種類も揃っていたのだ。

今回は肉を使う予定だったが外で手に入った魚を捌くことにした。


鱗は金属製のスプーンかウロコ取り器を使うのだ。

今回はスプーンで取る事にした。

スプーンの窪みを下向きにして撫でるようにすると魚の鱗は取りやすいのだ。


鱗を取ったあとエラにそって切込みを入れて血袋を切らないように上手く取り除き、内蔵も取り除く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る