解説集

専門用語

 ここでは、本編に登場した専門用語をより詳しく分かりやすく解説して行くぞ!


 順次追加予定! 本編中で分からない事が出て来たり、私が追加するのを忘れていそうな単語がございましたら、コメ欄に御一報ください!


 ま、ぶっちゃけ読まなくても……


 ・『異能』


 この設定いる? 必要性が……


 超摩訶不思議アドベンチャーしてる現象を引き起こす技術の総称だよ!


 『魔術』、『呪術』、『能力』、『権能』……まぁ、分かるやろ?


 『能力』と『権能』は後述するね!


 ・『魔術』


 人間とか動物とかには魂があるんだけど、その魂の中に数少ない奴が持ってる『魔力器官』って奴があって、そこから発生する魔力を用いて、『魔術言語』で記述した超常現象を引き起こす


 まぁ、魂の中にある魔力を使って魔法を使うみたいな感じでお願いします!


 何か、この魔法って言うのはパソコンのプログラミングみたいな感じで、人がパソコンとか環境、『魔術言語』がC言語みたいなプログラム言語、魔力が電力とかのエネルギー……みたいな……分かりやすい……よね?


 『魔術言語』って言うのは、魔法を使う時に脳に書き出す特別な言語の事ね


 因みに、魔力はゼロになっても気絶はしない。魔力は深夜0時になったら全快する仕様になっている。多分、作中で魔力切れを起こすシーンは……無い……気がする


 :『人払いの結界』

 

 ご想像の通り、一般人を近付かせなくする結界!

 

 『人払い』も『結界』も想像する奴とほぼ同義!


 この結界の中にいる一般人は記憶が曖昧になって『あれ? ここに居たくないわ』ってなって、結界の外に居る一般人は『あれ? 何となくあそこに行きたくないわ』ってなる。たまに耐性のある一般人がいる。と言うか、そう言う奴は気が付いていないだけで魔力を持ってるか、『権能』とかを持っている。神喰は両者だった


 ただし、緊急事態の一般人は記憶が曖昧になったりはしない。例えば、怪物に追いかけられているとか、精神的に不安定だとか、まぁ、ご都合的な設定


 この上位版の『掩蔽えんぺいの結界』別名『掩蔽結界カーテン』があるけど、それは登場してからでお願いします!


 :『掩蔽の結界』


 人払いの結界にプラスアルファして、内部を外から見えなくする効果と内部の音が外から聞こえなくする効果、どうでもいいけど外からでは内部の臭いも感じなくなる


 これが無いと怪物狩りはやって行けない


 :『属性』


 魔力を持っている人の持つ魔力的な適正を表す言葉


 炎、水、草などの魔力の属性の事


 この属性を使った魔法が、『属性魔法』だ!


 魔力を持っている人でも属性に目覚めない場合もある。神喰みたいに


 基本的に属性を持たない人が使う属性魔法『無属性魔法』よりも高威力だよ

 

 これは説明要らないよね?


 :『肉体強化魔法エンハンス』と『物体強化魔法エンチャント

  

 怪物狩り三大必須魔法の内の二つ(個人の感想)


 怪物狩り三大必須魔法とは、『肉体強化魔法エンハンス』・『物体強化魔法エンチャント』・『回復魔法ヒーリング』 の事


 この二つの魔法は基礎中の基礎であり、正直に言ってこれを習得出来ないと言うのは、算数の足し算と引き算が出来ないみたいな物であり、出来ないんだったら魔法の才能が無いと言う話にすらならない。論外。魔法の世界から出ていけ!


 効果は字面通り、肉体強化と物体強化


 エンハンスはその特性上、人間が怪物狩りをやるならば、実質的にこれが必須となって来る。肉体的に他生物に劣る人間が、何とかして怪物に追い着く為に編み出した英知の結晶


 エンハンスは確かに人外的な力を生み出し、強い奴になれば岩を砕き、ビルを破砕し、周囲を陥没させるとんでもない技術だが、結局の所は簡単な魔術の為、怪物もエンハンスを使えてしまう圧倒的な矛盾が生じている


 ま、エンハンスの肉体強化は魔力の総量や出力、エンハンスの練度、本人の魔法センス・スペックに依存しているから、無限に肉体を強化は出来ないし、最終的に物を言うのは基礎の肉体スペック。その点で言えば、やっぱり怪物の方がエンハンスに割く魔力が少なくていいし、何かと有利だよね


 エンチャントは物体、特に武器を強化する魔法。耐久度や攻撃力と言った物を強化出来る。化け物みたいな奴がエンチャントを使って発泡スチロールを強化すれば、鉄みたいになるのかも……


 ヒーリングは習得難易度を鬼高いけど、無いと困る……これがあるかないかで生存率が格段に違う。強い奴でも習得出来ない場合もあるよ。後で項目に追加して詳しく解説をすると思う


 :『回復魔法ヒーリング


 これは自分の肉体を再生させる魔術的プログラムだよ。説明的にはもう言う事は無い。


 これがあるかないかで人間の怪物狩りの生存率は大幅に変わって来る。まぁ、これは想像が付く通り、人間が負傷を負ったら即座それを治癒させる事が出来ないからですね。負傷による失血、重要な臓器を損傷した事による多臓器不全、頭部を失えば当然魔法も使えない。やっぱり、『ヒーリング』は必須技能だと思う


 だけど、『ヒーリング』は自己再生でさえ習得難易度がバチクソ高い。更に他者を回復させる『他者回復魔法アウター・ヒーリング』は適正に加えて壮絶なセンスや他者に歩み寄れる優しさを持っていないと無理。更に更に、『自動回復魔法オート・ヒーリング』と言う発展形もあるぞ!


 これを見ると、普段使っている自己回復の『ヒーリング』は、敢えて言うなら『自己回復魔法セルフ・ヒーリング』と言えるのでは?


 ・『呪術』


 魔法と変わらんよ


 でも、違うのは魔力を持たない一般人でも出来る可能性があるってところ


 魔術と違って特殊な言語を用いずに、特定の儀式とかをしてプログラムを組み上げて、肝心のエネルギーは意志の力を使うよ


 人を呪いたいって言う悪感情がエネルギー源になったりして、呪術が出来る


 丑の刻参りとか、こっくりさんとか、そう言う物は儀式を必須手順にして行っているから、呪術に近いかも


 死ぬ直前に人を呪って死んだら本当に悪影響が……みたいなのも意志の力による呪術かな


 まぁ、こまけぇ事はきにすんな


 後、何か良く分からない魔術とかも呪いとか言われたりする。


 まぁ、結局は傍観者のノリで名称って決まるから、『狼憑きの呪い』って言われても、いや……それ本当は魔術とかに近いっすね……って事になる


 と言うか、呪術を扱う人が使う魔力や意志のエネルギーを総称して『呪力』と呼んだりする……どうでもいい


 まぁ、色々と言って来たけど結局のところは『人を呪う才能』が無いと呪術の極致には行けないけどね


 呪術は、「魔術って小難しくて良く分かんねぇなぁ……せや! 使いやすいように大衆向けにしよ!」って言う太古の偉人達の英知の結晶だから、魔術の劣化とか言わないであげて


 簡単に言うと、呪うと言う邪悪な意志の力で生み出す原初的な超常現象がこれ


 ・『能力』


 これは、厳密な定義は無いけど、『怪物』が種族的に本来持っている『異能』の事を特別に指して言う事がある用語だよ!


 例えば、吸血鬼が他の生物に変身したり、牙で噛むと吸血鬼が増えるみたいな。死神が魂を操る事が出来るみたいな。そう言った、『権能』みたいに個人の固有能力では無いけど、魔力とかは使わないよね? みたいな枠がこの『能力』だ!


 まぁ、これに関しては専門用語ですらない感がある。しかも、これは異能の枠組みとは少し違う気がする


 ・『権能』


 まさしく、異能バトルの定番!


 魔力とかのエネルギーを使わずに何か変な現象を引き起こせる! そんな感じ


 使ってる感覚は魔術と違って、手足を動かすみたいに出来るらしい


 たびたび、『権能は神から与えられた当人しか出来ない事が出来る権利』とか呼ばれるよ!


 分かりやすく言うと、権能が会員証だとして、それを見せると何か特別な特典とか、出来る事が増える感じあるじゃん? そんな感じ。その会員証が恐ろしい程に与えられてない……『世界機構アカシック・レコード』って選り好み激しいから……


 まぁ、常時発動とか、色々な種類があるから、魔力を使わなくても良い個人の固有能力だと思っていてください!


 ・『怪物』


 今作で最も重要なキーワードだ!


 ゾンビとかドラゴンとか……ま、分かるでしょ。そんな感じのクリーチャーの総称だよ


 特徴として、通常の兵器に差異があれども耐性があって、何かしらの弱点があるよ


 ゾンビを例に挙げると、ゾンビは銀とかの聖なる攻撃を受けると、弱点を突かれてそのダメージを1.5倍くらいしたダメージを受けるよ! 可哀想! だけど、魔力などのエネルギーを込めない通常の攻撃の効き目は薄いよ! やったね!


 殆どの怪物は魔力を込めて殴れば、そのダメージの八割くらいのダメージを与えられるよ


 因みにアルカナムは、通常攻撃が一切効かない上に、魔力を込めた攻撃も八割カットされるよ……その代わりに、銀の攻撃は2倍くらい効いちゃうけどね。コイツの所為で戦闘がやりにくくてしょうがない……


 ・『怪人』


 新出単語だよ! 一章とかで出て来ると思いたい


 単純に人間社会に害を与える『異能』を持った人間の事だ!


 これ以上言う事が無い!


 八坂飛乃などの『空虚なる黄昏教団』の人員も当然ながら怪人に分類されるよ


 多分、怪人の重要人物は神室くらいしか出て来ないんじゃないかな。神室については一章に出て来る気がする。それか外伝をどうぞ


 ・『クラス』


 怪物とか怪物狩りの戦闘力を表す指標だ!


 上から、『ドレッドノート』と『ジャガーノート』、『Aクラス』、『Bクラス』、『Cクラス』、『Dクラス』


 これ以上説明する事ある?


 分かる! だけど、『ドレッドノート』と『ジャガーノート』は後述!


 ドレッドノート・ジャガーノート その破滅的な侵攻を適切に対処出来なかった場合、この地球に存在する文明が再起不能な規模で破壊されると推定される


 Aクラス 適切に対処出来なければ、都市、最悪の場合国家に甚大な被害を与える


 Bクラス 対応が遅れれば、一つの市町区村レベルならば容易に破壊する


 Cクラス 杜撰に対応すれば、大量の死者を発生させる


 Dクラス 屈強な一般人ならば一応対応が可能なレベル。数名の死傷者が出る


 こんな感じで被害のレベルが変わるけど、結局はケースバイケース


 ゲーム風に分かりやすくすると


 ドレッドノート・ジャガーノート TASさんとかの異次元レベル。機械とかで操作してるレベル


 Aクラス プロゲーマー

 

 Bクラス 上級者

 

 Cクラス 中級者


 Dクラス 初心者


 こんな感じ……分かりにくいか


 ・『ドレッドノート』


 人間側に属する超越的な戦闘能力を保有する『怪物狩り』に与えられる称号


 因みに、ドレッドノートに分類される怪物狩りは『八咫烏』にしか居ない


 その戦闘能力やその異能の性質が国家や地球に対して甚大な被害を与え得ると認定された烙印でもある


 まともにジャガーノートに相対出来るのもこいつら


 戦闘能力は言ってしまえばAクラスに毛が生えたくらい


 でも、やっぱり隔絶した差はあるもんだよ……


『ジャガーノート』と同格扱いだけど、大分『ドレッドノート』の方が弱い気がする……破壊規模も何もかも


 これに属する四名のキャラクターも本編に出したい……本当に……


 ・『ジャガーノート』


 これに属する殆どの存在が『神格』であり、これがもしも間違って地球に降臨してしまった場合、地球は致命的な破壊が敢行され、二度と生命が生きる事が出来ないと環境に変えられると推定されるヤバすぎる奴ら


 その戦闘能力や異能の性質だけでなく、保有している莫大な魔力だけでも地球を滅ぼし得る異次元の存在


 あ、勿論だけどイル=ミドースもジャガーノートだよ


 この神様達は必ず本編に出て来やがる……と言うか、『神格』に因縁がある奴が本編で多すぎる


 この中に含められる神室簒嘉って一体……


 まぁ、ほぼほぼ神格の説明みたいな項目。ジャガーノートってよりも神格がこんなバカみたいな事が出来る


 ・『神格』


 外宇宙に存在し、圧倒的な力を持つクリーチャー達の総称


 当然、こいつらは『怪物』だよ


 その余りの威容から、地球では神様として崇められ、信仰されている


 神気取りの屑野郎どもばかり! ただの薄汚いクリーチャー達だ!


 神格のあたりでお気付きの通り、私はハワード・フィリップス・ラブクラフトさんが大好きで、超リスペクトしています!


 しっかりと体系化されたクトゥルフ神話trpgも好き!


 まぁ、まだまだにわかだけど


 ・『八咫烏』


 日本で一番大きい怪物狩り集団のこと。日本の怪物狩りの最大手とも言える。『ホコタテ団』なんてその鼻息で吹き飛ばせちゃうくらいに


 烏鷹うだか百葉びゃくようを総帥とした巨大な怪物狩り集団であり、その規模は弱小な怪物狩り集団とは比較にすらならない


 絶大な権力と莫大な資金。数多の魔術や大規模な人員数に裏付けられた圧倒的戦力。怪物の被害を受けた地区の復旧援助や一般人への記憶処理。所属する怪物狩りへの仕事の斡旋や個人の怪物狩りへの金銭的、物資的援助。果ては政界への影響など、『八咫烏』の影響力は計り知れない物である


 堅苦しい感じで紹介をしたけど、平たく言えば裏で日本を守るヒーロー組織。SCP財団(?)とか、鬼滅の刃の鬼殺隊、怪獣8号の防衛隊など、そんな感じの組織


 因みに、政府に公的には認められていないから、非合法の組織。だけど、政府の人々や警察各位、数少ない人々にはその存在は薄々知られていると思う


 この組織が存在しなければ、日本は多分もう既に爆発して滅んでいると思う。勿論、ローカルな怪物狩りは居るけど、やっぱ『八咫烏』よ


 この組織は少なくとも江戸時代以前からその原型が存在していて、有力な怪物狩りの一家、烏鷹家が勢力を拡大して行った結果が今の『八咫烏』。ここら辺は余り深く考えていません


 ここに所属するキャラクターが序章に登場した安達であったり、ドレッドノートの連中だったりします


 烏鷹百葉さんは表向きは実業家だったり、資本家だったりします。因みに、烏鷹百葉さんは16年前の『よんよん事件』を機に先代からその地位を継承しました。『四・四事件』ってなんだよって? それは……ストーリー中で語られます。と言うか、もう八坂飛乃が少し語りました。この『四・四事件』がストーリー中における重大事みたいな感じですね

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