運命の相手を見つけたと言った王子が連れてきたのは、かつて王太子が婚約破棄して追放した令嬢に瓜二つでした

雪野まゆ

第1話 プロローグ

「クサンドラ公爵令嬢貴様とは婚約破棄する」

「何故ですか殿下」

「お前はエアを虐めていたではないか」

「どこにそんな証拠があるんですの」

「貴様の取り巻きたちが証言している」

「それだけで私が虐めたと···とにかく私は虐めていません」

「言い逃れするきか」

「まあ人聞きが悪いですわ、でも婚約破棄はしてあげますわ」

「待て」

「何ですの」

「お前はエアを虐めた罪で国外追放する」

「国外追放される言われはありませんわ」

「衛兵クサンドラ公爵令嬢を捕まえろ」

「···止めなさい」

そして王太子が婚約破棄した令嬢は追放された、だが彼女が本当に虐めたかどうかは定かではない、そしてこの事を純愛だと言う物もいれば、婚約者がいる人に色目を使うのはどうかという人もいた、そして月日が流れ···

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る