お題【眠る花嫁】、【婚礼】、【くだく】
婚礼の日の朝、花嫁が目を覚さない。何をしても眠り続ける花嫁に困り、祈祷師を呼べば、これは気まぐれな妖精の呪いだと言う。
呪いをくだくにはいくつかのものが必要なのだそうだ。
アデナ山のどこかにあるという忘れじの石。
カタルナ森の奥深くにあるという標べの花。
サリタ湖の底にあるという調べの欠片。
手に入るかもわからないそれらを探すために、花婿は旅立った。必ず戻ると、眠る花嫁に口付けて。
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