第13話
風視点
「・・・」
私は、ずっと優のことを馬鹿にしていた。
『インキャ過ぎて、発想力とか乏しそう』
会話なんてしたことなかったのに、彼に向けた第一声がそれだった。
「・・・」
あんなこと言っておいて、優の発想力と優しさに今回は助けられた。
「・・・」
下手するとあの人達が私を撮影して公開しようとしていたかも知れない。
もしそうなら私は耐えることが出来なかった。
・・・ありがとう、優、優
彼から借りたジャージと上着を握りしめていた(使用したばっかり)
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