孤独。

人は、生まれながらにして死んでいる。

孤独とは、寂しい、独りぼっち、などといった精神的苦痛。まさに無。これらの現象は生まれたからには消えない、俗に言う呪い。と思った方がいい、死してなおその孤独は消えない、つまり肉体的には生きていても死んでいるも同然、同義として扱えるのだ。

人は1人では生きていけない、こんな言葉を耳にした事があると思うが、それは紛れもない嘘。なぜか?今現状皆は孤独なのだ、これが大前提であり、皆は今孤独をいかに紛らわすか、といった事が必要不可欠である。実際今友人が居る。恋人がいる。家族がいる。だから孤独では無い、そうでは無く、それは偽りである。孤独を紛らわす過程に過ぎない、実際人物はいずれ死してなお皆を孤独にさせる。結果的に孤独になる、1人は怖い、でもそれでいい、改善策は無い。変わらない、人は一生孤独。死んでも無。人として生まれ落ちたからにはその呪いは付き物であり、だからといってそれは悪いことでは無い、呪いとはいえど、その呪いも儚さに変わる。友人、恋人、家族、これらを大切にしようと思えるのはその呪いがあってこそ、

だからこそ紛らわせる間、その過程をまたは家庭を、全力で守り大切にし、自分自身を騙し通す事が幸せである。

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