第9話 シルバーカウ

 今は新しい装備に着替えて森の入口にいる

なお決闘で目立った影響か特徴的な四季狐のお面をつけているとこちらに話しかけようとする人が多いので今は、外している

(まぁ普段は、頭の横につけてるから防具を装備すると、じゃまだから今回は、いいけどこれからは四季狐のお面をつけたままでも大丈夫な装備を頼もう)

そうして森のなかに入った

30分ぐらいたって近くの大きめの岩に座りながら

「ふぅー結構走ったな体感だいだい昨日の2倍ぐらい移動してかな、それにしても中々魔物見つからないな?このまま見つからなかったら気配察知を取ったほうがいいかな?」

そう考えていると座っている岩から衝撃がきてそのまま地面に転がった

「いったー、なんだよもう」

そう言いながら元いたほうを見るとそこには大きな銀色の牛っぽい動物がいたその動物は、また突進してきたのでそれをかわし鑑定をしてみると


名前  シルバーカウ 


体力    1500

魔力    200

攻撃力  900

速さ    450

防御力   500

器用    50


とでた

(ちょっと待て、なんだよこのステータスは!

体力には至っては4桁とかぜってぇボスとかだろこれ攻撃力の900もやばいしさ)

そうして考えてるうちにシルバーカウがまたもや突進してきた

(やばっ!!)

すぐにインベントリーから四季狐のお面装備し四季解放と身体強化を使いすぐ後に回避をした

(あぶっなー今のでギリギリかよ)

今のステータスわこんな感じだ




名前 ライ 

職業 剣士

体力    45→ 450

魔力    20→ 200

攻撃力   45(+23)→ 680

速さ    25(+24)→  490 

防御力   25(+19)→  440

器用    12→  120


これを見た時こう思った

(・・・四季狐のお面も大概だな)

そう思いながらこちらからも攻撃し始めた

四季狐のお面をつけてからはこちらの方が

圧倒的に速いため回避してから攻撃を繰り返した

何回か繰り返すと相手も理解し始めたからかフェイントなどを入れてきたがこちらのほうが2倍近く速いため特に問題なく体力を削っていった

(このままいけば勝てるな)

と、心の中でフラグを立てるとくシルバーカウが急に炎を纏ってこちらに突撃してきたそのスピードは先程までの比ではなかった

(ちっ!回避は間に合わない、防御だけでも!)

そう考え、急いで刀を横にして手で支え突進を防御した


ドォーーン


そんな音が森の中に響き戦っていた場所は土煙で見えなくなっていた霧が晴れるとそこには


「いったーなんだよ最後の攻撃、防御してなかったら死んでただろ」

シルバーカウは消え、ライが立っていた

「おっ、レベルとスキルが上がったなで、これがあいつのドロップアイテムと称号か!、てことはさっきの攻撃は自爆技ってことか、それならここまでの威力も納得だな」

そう、言いながらドロップアイテムを確認した

 

『レベルが上がりました』

『レベルが上がりました』

『レベルが上がりました』

『剣術のレベルが上がりました』

『剣術のレベルが上がりました』

『身体強化のレベルが上がりました』

『身体強化のレベルが上がりました』

『身体強化のレベルが上がりました』



『シルバーカウの皮』✕10

『シルバーカウの角』✕2

『シルバーカウの牙』✕2

『シルバーカウの牛乳』✕10

『シルバーカウの牛肉』✕15

こんな感じだった

「おそらくもっと後にでパーティー倒すやつだったのかな?まぁそうじゃないとドロップアイテムが一人で倒すことを想定してる割には多いから

な」

そうしてドロップアイテムをインベントリーにしまって称号を確認しようとすると空がオレンジ色だったことに気づいた

「やばっ!早く帰んないと」

そう言いながら全力で森の入口まで向かった
































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