虐められて転校して逃げた。だけど、いじめっ子達があらゆる手で償おうとしてくる。

激 辛

第1話

俺は虐められて限界が来て、転校することになった。


まるで逃げたみたい・・・いや逃げたんだ。奴らの虐めが嫌で・・・


________


春「はぁー、優の転校先が言えないってどう言うことですか?」


先生「いやね、優の虐めを公にしないことを条件に、転校先を教えてないことになっているんだよ」


夏「そんなじゃあ、本当に誰も連絡取れないんですか??」


秋「私なんて、義妹ですよ、義理とは家兄妹でしたし、」


先生「そんなの知らないよ。つか秋に関しては元でしょ」


秋「そうですが、」


________


数ヶ月後


俺はすっかり、新しい転校先で馴染んでいた。


前の、毎日暴力を暴言、嵌められたり、弁当を崩されたりと地獄のような生活からは嘘のように楽しい生活をおくれている。


雪「ねぇ、優。最近話題の、このアイドルが言っている人ってもしかして優じゃない?」


優「俺にアイドルの知り合いなんて居ないよ」


雪「いや、最近アイドルになった人なんだよ。」


優「そうなんだ。でも、アイドルなりたいとか言ってた人は居なかったしなぁ、とりあえず見せて」


雪「はい、」


そして、画面を見ると確かに覚えのある顔だった。

優「はぁ??」


『アンタが私を助けたねぇー、アンタみたいなキモイやつに助けられるなら、死んでもらった方がマシかも』


『ごめんねー、アンタみたいなのが私に関わったのがいけないのよー、助けてもしかして、少しは仲良くなれると思った??ムリムリ、そもそもあんたは人間として見てないから』


「学校も、前の優の学校と同じだし、虐められて転校しちゃったって言ってたし、あと特徴の話を聞いたら優と同じなんだよね」


「・・・あ、あ、あ、あ」


「あれ、もしかして本当に優のことなの??」


「もしかしら、そうかも知れない。」


まさか、まだ俺が虐め足りないのか?






________


ある放送


春「はい、本当は彼は覚えてないんですが、高校入る前からお互い顔を知らない時に助けて貰ったことがあるんですよ。」


「それで、そのあと高校でも助けられて、運命感じましたね」


「でも、その時は煽られるキャラが染み付いてまして」


「私も、実はしてしまいました。」


「彼は周りにも優しく嫉妬しちゃったんですよね」


「それも含めて、彼のこと好きだからしてしまったんだと思います。」




「だから、彼はもう私なんか会いたくないし、思い出したくなもないでしょうね。」


「でも、私は謝りたいんです。そして償いたいんです。」


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