日本から犯罪者ができる一歩手前
@aousagi22689
第1話学校から社会
いじめやルール違反は嫌いだ。学校は皆勤賞は当たり前、いじめがあれば先生にその生徒の最近の態度や近況を伝えた。タバコを吸っている生徒がいれば必ず先生に伝える。
私はそんな性格で学校から会社に勤めている。
私の会社での嫌なことが一番最初に起こったのは入社式のことだ。新入社員は三十名おり長い机でみんなが、指導係の先輩の説明、研修を経て入社式を迎えた日、一人の新入社員がポケットに手を入れていて、指導係の先輩に会社に相応しく無いと激怒されてしまいました。
指導係の先輩は会社と社長との出会いや、たまに笑わせてくれたり好印象な方でした。ただその月は寒く、会社の暖房はほとんど効いていませんでした。その日は配属先が決まる前の通勤時間のこと、みな同期の子と入社式前にすこし話をしてました。
この話しだけだとなんとも言えないのは承知です。ですが次の話しを聞いてどう思いますか?
入社式前の研修中のことです。その会社は勤務時間が決まっていませんでした。その日は朝が早く、ある子が困ってしまいました。それは通勤手段です。車通勤は研修中は出来ず、皆バスか相乗り、自転車、徒歩、電車を使っていました。会社の近くにバス停がありますが、その日朝一でているバスでも間に合わないという時間帯でした。ならば電車、いいえ、駅は会社から徒歩一時間以上あるとこにあり、ほとんどの人がバスでした。研修中にバスの遅れで来る子がおり、先輩も、「バスに遅れがあった聞いています」と笑顔で対応してくれて厳しく叱ることはありませんでした。ある子が先輩に言いました「この日、バスが朝からのでも間に合いません」と、すると先輩は、「何とかしてくるのが当たり前」だと。怒った声で言いました。タクシーしかありませんでした。入社式後に知った話しですが、会社から車でも朝五時起きしてから来ていた子がおり徒歩、自転車はとても無理でした。季節も歩道には氷が張っており、滑るのに気をつけて会社通勤していたのを私は覚えています。
朝は寒く、徒歩、自転車、タクシー、会社に着いてから、研修室は寒く、無意識に手をポケットに入れてもおかしくない無い状況でした。そんな、先輩の激怒から始まった入社式で私の会社の物語が始まります。
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