シナリオエピローグ「始末」
…電網』『操、第十四階位の封。精神、記憶、流出、消失ーー収憶』」
森の奥、かつては運動施設だったであろう場所の中、私はそこで一体の魔神とその使徒を捕らえる。
「流石にトドメを刺すまではできませんか。ですが、過去へ飛ばし異なる世界へ飛ばすことはできます。
『真、第十四階位の転。開放、移動、空間、次元、我が身、我が権能を持って拡張ーー時空魔門』
貴方はやりすぎた。これは私の我儘です。私の全てを持って貴方を還す」
その記憶にあるはじまりの場所、時間へ墜とす。使徒はいつかみたここではない世界へ。
そうして全てが終わった時、私には何も残っていなかった。
そうだ。また旅をしよう。今度は違う世界へ。きっとこの門の向こうには私の知らない世界がある。
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