ゲームブックアプリを作りましょう

ボクノシモベ

第1話 最初に(ブックアプリサンプル紹介)

 ゲームブックアプリを作っていたのですが、諸事情もあり、スランプと言うかなかなか進まなくなってきました。


 とは言え、これだけ時間をかけたものが消えるのも惜しいので、諸姉諸兄方に情報提供すれば有効に活用して頂けるのではないか?と考えました。


 開発環境の設定こそ多少の面倒はあるかもしれませんが、最低限の動作をするゲームブックアプリを作ることは出来ると思います。


 機能面、デザイン面などもある程度の紹介は出来ると思いますので、気分転換や時間つぶしにご利用いただければと思います。




 百聞は一見に如かず、まずネットにアップ済みの3つのバージョンをご紹介します。

 (一番古いものは、Internet Explorerの初期のバージョンでしか動かないので割愛します)


 すべて、細部の変更はあっても、同じシナリオをベースにしています。(機能テストのためのシナリオですが、まあまあ悪くないと自負しています)



1.jQueryとJSONデータによる最初期のゲームブックを焼き直したもの


 https://aticlab.com/webapp/gamebook_jquery/


 ここでは紹介しませんが、最初期のバージョンはCSVファイルをデータにして読み込んでいました。初期のInternet Explorerにはテキストファイルをデータベース代わりに使う機能が組み込まれていたので、その実験を兼ねた作品です。(この機能、野心的だと思いましたが流行りませんでしたのでご存知ないと思います)


 項目も多くは無いのでエクセルやメモ帳でシナリオを書ける点は良かったかもしれません。


 なお上記ページでは友人が書いてくれたシナリオと2つのリンクがあります。



2.ionicと言うフレームワークを使った焼き直し


 https://aticlab.com/gamebookmaker/home/


 当初はGooglePlayやAppleStoreからインストールするモバイルアプリを目指して、焼き直しました。


 しかし


 ・モバイルアプリ化は一応の成功

 ・制約からクリップボード機能が使えない事が判明

 ・セキュリティや各国の法律対応でたびたび修正を要求される


などの事が判明したため、モバイルアプリ化への関心はなくなりました。


 ただしionicフレームワークとゲームブックアプリの相性はとても良く、少ないコードで多くの機能が実現できることが判りました。



3.本格的にionicで再設計


 https://aticlab.com/webapp/gamebook/home/


 ゲームブックを書く立場から見た場合、2.のバージョンは制約が多すぎるように感じました。


 例えば


・選択肢や段落の最大数がある

・ステータス等も同様

・別キャラクター視点に変えたりも出来無い


などなど改善したい項目が沢山出てきました。


おかげでやってみたいリストがあふれかえる状態になって作業中断状態です。



 以上、これまでのアプリ(開発途上)を触ってみて、諸姉諸兄のゲームブックアプリへの興味が湧いてきたのであればうれしく思います。


 基本となる作り方は、ソース公開もする予定ですので最低限動くものは作れるかなと思います。


 むしろシナリオの部分だけ書くのも有りかと思います。


 それを見て、自分のモチベーションが上がれば3.の開発作業も進まないかなぁなどと甘い事を考えつつ、次の投稿【第2話 ionicの開発環境を整える】に移ります。


 プログラム開発経験の無い方には、興味深い経験になるかもしれませんよ!

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