キッチンの灰皿

1ルームの机に置かれた3箱の煙草

上からひとつ取ってキッチンに向かう…。


右隅に置かれた灰皿の手前に

先ほどの箱を雑に開いて

一本取り出す…。


朝の至福のひと時


アイツと出逢った理由って

なんだったんだろ


吐息に溜め息で軽く捨てていく


分からないと片づけるのは面倒だから

敢えて燃やし尽くした


初めての恋の傷は疼く


まぁ、なんとかなるでしょ…。


煙草に火を消して、心無惨に其処を立ち退く

そして何気ない1日が始まっていく。。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る