同じ時代を生きてきた人の

訃報を聞くたびに

また時代が遠ざかっていく


変わりながら世界はまわっているし

永遠にとどまり続けることなど

誰にもできないのだけれど


何度思い知ったつもりでも

この胸に寂寥感は募る


そんな年齢としになった

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【詩集】孤月抄 つきの @K-Tukino

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