第3話 決して悪気ではないのです

期待して読み込んだコメントが。

貴方の気持ちを曇らせます。


あはは、面白い。

でも・・・。


その方は。

無邪気に綴ります。


貴方が表現したかった。

最も重要な部分について。


気軽に、スルーして。

しかも、自分の想いと違うことを。


綴るのですけど。


実は。

貴方が一番、大切な想いを。


結構、残酷に。

踏みにじっているのです。


貴方は。

傷つきます。


だけど。

反論すると。


炎上しそうで。


当り障りのない。

コメントを返します。


そして。

傷ついたまま。


近況ノートに。

辛い気持ちを呟くのです。


そう。

コメントは。


デンジャラスなのです。


貴方の一文字、一行が。

作者を傷つけているのかもしれないのです。

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