やっばりレトロなマイナークソ格ゲームは技を知らないと瞬殺される

第6話・どう見てもコレ、宮崎駿のトトロもどきだろう⁉わくわく7はぜんぜんワクワクしないぞ!

『わくわく7』使用キャラは『槇原まきはらアリーナ』一択


 うわっ、ゲームキャラ選択場面に宮崎駿の【トトロ】の親戚みたいなキャラがいる? いいのか? これ? 


 とりあえず、アリーナでプレイ……数秒後に1ステージで瞬殺。

「ぎゃぁぁぁ、強すぎるぞ! CPUキャラ(それとも、自分がまだ操作に慣れていないせいか?)」


「他に何か面白そうな格ゲーは……んっ?『パーフェクト・ソルジャー』? どこかで見たような気も『ブレイカーズ』? これもなんとなくゲーセンで見たような『神鳳拳』?」


 気になったから検索してみたら、アーケードの格闘ゲーム全盛の頃に各種メーカーが「うちも、勢いに便乗して格闘ゲーム作っちまえ!」と、乱立した。いわゆるクソ格ゲーらしい。


「とりあえず、プレイしてみるか……チャリン、おおっ女性キャラ見たことある! うわぁ、キャラ絵が粗い」


 数秒後──瞬殺で負けた。

「……………………それにしても、『パーフェクト・ソルジャー』の『アラビアンムーン』露出度高過ぎ、極小のビキニパンツで、お尻丸見え」技を調べて二回プレイしてみましたが『パーフェクト・ソルジャー』は見事なほどのクソゲーでした。


「他に何かできそうなゲームは……おおっ『天外魔境真伝』があるではないか、ふふふっ見せてあげよう(誰に?)『八雲やぐも』姉さん使いの実力を……ボスキャラの妖怪ジジィは、凶悪過ぎて一度も勝てなかったけれど」

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