そのスライム、無敵につき~『永遠のLv.1』とゴミ扱いされる貧乏社畜、Sランクモンスターから人気配信者を助ける。敵?追ってきませんよ、ワンパンしたので~

恋2=サクシア

第1部 Lv.1の社畜、人気配信者を助ける。敵?追ってきませんよ、ワンパンしたので。

第1章 謎のLv.1との出会い

第1話 Lv.1のサラリーマン

 『宇宙人は実在するのか』と問われれば、大半は答えに迷うだろう。

 誰しもがおよそ宇宙人という存在やUFOみたいな未確認飛行物体を見たわけじゃないが、広大な宇宙を隈なく調べたわけじゃないからだ。例えいたっておかしくない。


 では『ヒーローは実在するのか』という質問に変えてみるのはどうだろうか。これには賛否両論が出てくるはずだ。

 特撮でしか見たことないようなヒーローという存在、『いるはずがない』という意見と『誰だってヒーローになれる』という意見。


 さて、ここにエリィという女性配信者がいる。彼女なら間違いなく「いない」と即答するだろう。


 ――何故なら。


「――がぁぁぁぁぁあああああっ!!?」


 目の前で若い男の身体がバラバラになっても……誰も助けに来てくれないのだから。


「おいおい……おいおいおいおいおいっ……!」

「なんだよ、こいつ……! 『川口ダンジョンはCランクモンスター止まり』ってwikiに書いてあったんだぞ!?」

「こ、ここのダンジョンの推奨はLv.40程度だって……! だ、だだだ誰だ、そんな嘘言い出したやつはよっ! 出てこいよぉっ!!」


 飛び交う悲鳴と怒声。


:あ か ん

:やばいやばいやばい

:エリィ逃げて!!

:こんなモンスター、見たことないんだが。マジでなんだこいつ

:逃げろまじで逃げろ。エリィもみんなも


 配信から流れてくるコメントも悲惨である。未知なるモンスターに興味を示す者もいるが、大半は事態のヤバさを画面越しからでも感じているようだ。


 ――やっぱりヒーローなんて実在しないんだ……。


 迫り来る死を感じながら、エリィは深い息を吐いた。




 時代はレベル格差社会。『レベル』という数値概念が個々に表記されるようになり、学校や会社にもレベル数値が適用されている。


『一流大学は最低でもLv.50』

『超有名企業に入りたければLv.70以下は論外』


 ……なんてタイトルがネット記事に踊ってるのは当たり前であり、レベルこそが全てだと言っても過言ではないだろう。


 人々にレベルが突然付与されるようになった理由は未だ解明されてないが……原因は誰だって想像できる。ダンジョンの出現だ。


 世界各地に突如現れた大穴、ゲームで見たことのあるモンスター。まるでマンガやアニメでしか見たことのないような出来事が起こってしまった。


 ダンジョン出現からかれこれ20年。人々の生活にレベルが浸透し、『冒険者』という新たな職業が生まれ、最近ではモンスターと戦っているところを生配信する冒険配信者が多くなってきていた。


 エリィも冒険配信者の一人である。登録者数8万人と個人勢にしてはかなりの有名度を誇る配信者であり、現在の目標である登録者数10万人を達成すべく彼女が向かった先は――Lv.40推奨とされている『川口ダンジョン』。


 『未確認のモンスターを見かけた』というネットの書き込みを見つけたのは昨日のことだった。

 とはいえ所詮はネットの書き込み。デマである可能性が非常に高いが……それがもし本当ならば、動画が伸びるチャンスと言っても過言ではないだろう。


 そして、同じことを考えているのはエリィだけではなかった。たった一つの目撃情報の真実を確かめるため、多くの若い配信者たちも武器を持って探索を行っていたのだ。




 そして……今。


「なん、はやっ……ぐぎがぁぁぁああっ!!」

「ひっ……!?」


 二人目がやられたところで、先程から硬直していた女性配信者が恐怖で顔を青ざめさせた。


 全身真っ黒の身体を紫のマントで覆っている。背丈は3mはあり、筋肉質な身体が只者ではない感を醸し出している。

 顔は……見えない。ダンジョン内が暗いからとかそういうのではなく、シンプルに真っ黒なのだ。目も鼻も口もなく、のっぺりとした黒い顔。じっと見ているだけで不安になってきてしまいそうだ。


 現在、多くの種類のモンスターはネットで投稿されている。エリィも数々のモンスターたちと対峙してきた経験と情報確認はしてきたが……それでもこんな見た目の敵は見たことがない。


 ――マズいな……。


 エリィは警戒心を解かず、周囲を確認する。


 薄暗い洞窟内。冒険者は十数人いるが……大体がLv.50台で、最高でもLv.60。だが、そのLv.60の冒険者の顔にも恐怖の色が浮かんでいる。


【エリィ Lv.51】


 かくいうエリィ自身も最近Lv.50台になったばかり。とてもじゃないが、勝てる相手だとは思えない。


 相手の情報は……ほとんどなし。いきなり肉薄したかと思えば、身体をバラバラに引き裂いている――近接型の攻撃だというのはわかるが、それ以上のデータは出てこない。


 漆黒のモンスターは怯える冒険者たちをゆっくりと見回すと……。


「……残念です。こんな手ごたえのない雑魚ばかりじゃ、退屈しのぎにもなりません」

「「「――っ!!」」」


 と、喋り出した。


「喋った……喋ったぞこいつ!」

「Sランクモンスターだ!」

「な、なんでこんなところに!?」


:Sランク?マ?

:やばい

:だから早く逃げろって


 喋るモンスターはSランクモンスターの証。Sランクモンスターと対峙する推奨レベルは……80以上。


 よって――この中にいる誰も、この異形の存在に勝つことなど不可能!


「に、に、に――逃げろぉぉぉおおおおおっ!!」


 誰かの叫び声を合図に、全員が一斉に逃げ出す。


「う、うぁぁぁあああっ!!」

「し、死にたくない死にたくない死にたくない!」

「いやっ! いやああああああぁぁぁぁぁ!!」


 パニック状態になり情けなく逃げていく冒険者たちの背中を見て、漆黒のモンスターは小さなため息をついた。


「やれやれ、冒険者というのはもっと勇気ある人間たちだと思っていたのですが……案外脆いんですね」


 そう言うと――超高速で接近。


「あっ――!?」


 最後尾を走っていたアフロヘアーの男の足を引っ掛ける。

 派手に転ぶ男。


「ま、待ってくれ! 誰か、助けてくれ! 誰か!」


 なんて男が必死に声をあげるが……誰も立ち止まろうとしない。


 逃げるのに必死で気がつかない者、一瞬振り向くがすぐに前へ向き直る者……二種類の反応があったが、どちらもアフロ男を見捨てているということに変わりはなかった。


「あっ……あぁっ……!」


 誰も助けてくれない現実を目の当たりにし、男の顔が絶望に染まる。


「……あなたも冒険者の端くれなのでしょう? その剣は飾りですか?」


 漆黒のモンスターが冷えきった声でアフロ男の剣を足先で小突く。

 だが、敵うはずのない相手に抵抗できるわけもなく……アフロ男はただただ後退りするしかなかった。


「い、嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ! 来るな来るな来るな、こっちに来るなぁぁあっ!」

「……あぁはい、そうですか」


 それが答えだと受け取ったのだろう。

 泣き喚く彼に対し、感情のこもってない声で一歩踏み出す。


 来るなと言われて、本当に来ないモンスターなどいるものか。

 戦意を失った冒険者など価値がないかのように、右足を大きく上げて男に振り下ろす。


 たちまち、アフロ男の身体は真っ二つに斬り裂かれる――


「――【インパクト】ッ!!」

「……むっ?」


 はずだった。


 間に入ってきたのは、黒と白のツートンカラーの髪色をした女性。

 白を基調としたセーラーワンピースを着こなしていて、華奢な身体では想像できないような大剣を振りかざしてモンスターの攻撃を防いでいた。


 唯一助けに来た少女、エリィである。


「逃げて!」

「えっ……えっ……?」

「逃げて! 早く!」

「――っ!」


 考えている暇などなかった。

 アフロ男はエリィの言葉に背中を押され、一目散に駆けだしていく。


:え

:エリィなにしてんの

:おい逃げろって

:そんなやつ助けなくていいから

:逃げて早く

:放っておいていいから

:逃げて

:逃げろ逃げろ逃げろ


「――あぁもうっ! うる、さいっ!」


 阿鼻叫喚のコメント欄をオフ。改めて漆黒のモンスターへ大剣を向ける。


「ふぅん……へぇ? 腰抜けの連中ばかりかと思ってましたが、そうでもないみたいですね」


 なんていう台詞が、心なしか嬉しそうに聞こえた。


「それで、あなたに勝算でもあるというのですか?」

「…………」


 エリィは答えない。ただじっと相手から目を離さない。


「……まあいいでしょう。戦えばわかることですし――ね!」

「――!」


 先に動いたのはモンスターの方だった。

 素早くエリィの元へ肉薄してくると、両腕を振りかざしてくる。


「んっ――!」


 エリィは相手を目で追えない。

 しかし、真正面から突っ込んでくるのであれば――動きは読める!


 思いっきり横へ跳び、突進してくる対象に向かって大剣を振りかぶる。


「【インパクト】ッ!」


 重いイメージの大剣と思えないような速度の斬撃が放たれた。


 ――手応えあり!


「……やはり警戒しておいて正解でした」

「――!」


 確かに相手へ攻撃は当てられた。


 だが……エリィ渾身の一撃は左腕一本でいとも容易く防がれていたのだ。


「そのスキル、とんでもない速度と威力を出せるようですね。ただの小娘だと侮らなくてよかったですよ、本当に」

「くっ……!」


 作戦は失敗。レベルで格下だと油断した隙を突いての攻撃だったのだが……どうやら最初から警戒されていたようだ。


 エリィは大きくバックステップし、相手から距離を取る。


「……わかったことが一つ」

「はい?」

「あなたの攻撃、目で追えないからわからなかったけど……今のでハッキリした。両腕を刃物にできるんだね?」


 殺された冒険者二人はいずれも身体をバラバラにされていた。

 そして今の攻撃も手刀でエリィへ襲いかかってきた。


 となれば、相手の能力は一つしかない。身体の一部を刃物にできるのだ。


「正確には脚もですよ」


 漆黒のモンスターが脚を見せつける。


「しかし素晴らしい。この短い時間で私の攻撃を見破るとは。あなたのような者こそ、このスラッシャーが相手をするのに相応しい」

「…………」


 モンスター――スラッシャーは楽しげに語りだすが、エリィは警戒を解かずに口を再び開く。


「あなたは一体――」

「では私からもわかったことが一つ、よろしいでしょうか?」


 と。

 突然スラッシャーに遮られ、心臓がドキリと高鳴る。


「な、なに……?」

「あなたは先程から時間稼ぎをしてますね? 私と会話することで」

「――っ」


 ――まずい。


「それは何故か? 救援を待つため? 弱点を探るため? ……いいえ、ご自身の力を溜める為、ですね?」


 ――まずい……まずいまずいまずい!


「察するに、先程のスキルは最大出力を連続で放てないのではないでしょうか? だから、こうして時間を稼いでいる」


 図星だった。

 エリィが使ったスキル【インパクト】は絶大な威力を出せるが、100%のパワーを出すのに時間がかかるのだ。


 だからこそ、会話で時間稼ぎをしていたのに……。


「なら――待つ必要なんてないですよね?」

「っ!!」


 一瞬でエリィまで肉薄し、右腕を大きく上げる。


 やられる――そう感じた時には、既に大剣を構えていた。


 ――出力50%だけど……やるしかない!


「【インパクト】ッ!」


 掛け声と共に大剣を振り上げる……が。


 鈍い音がして――エリィの大剣はスラッシャーの右腕によって根本から折られてしまう。


「うっ……!?」


 攻撃手段を失ってしまった。

 これで完全に勝機はなくなってしまった。


 コメント欄は視界からオフにしているが……配信はまだ続いている。おそらくこの絶望的な状況を目の当たりにして、悲痛な叫びが流れているだろう。


「おやおや、大事な武器が壊れてしまいましたね。どうします? 先程の彼らと一緒に今からでも逃げますか?」

「……っ」


 挑発口調にエリィが顔を歪ませる。


「あなたの戦意は認めますが、元々の戦闘力に圧倒的な差がありすぎます。さっきの方、知り合いではないのでしょう? 見捨ててさっさと逃げておけば、こんなことにならなかったのではないでしょうか?」

「…………」


 スラッシャーの言う通りだ。さっきのアフロ男はエリィの知り合いなどはない。今後会うかどうかわからない人間など見捨てておけば、彼女は命の危険を冒さずにいれたのだ。


「……わかってない」

「はい?」

「わかってないよ、本当に……さっきの人たちも、リスナーも、あなたも」


 だが、そうではなかった。

 エリィが考えてることをまるで誰もわかってないのだ。


「誰かが『助けて』って言ってたら、さ……『逃げろ』とか『見捨てろ』なんて言葉はおかしいよね」


 そう……さっきからずっと引っ掛かっていたこと。

 相手が見ず知らずの人間だろうが……助けを求める手をそんな軽く振り払うべきではない、と。


「助けるべきでしょ、普通」


 彼女はどうしようもなくお人好しなのだ。


「そもそも私、冒険者だし。今さら死ぬのなんて怖くないよ。だから――」


 スッと折れた大剣を向ける。


「まだ戦うよ。抗って抗って抗って――追わせない、絶対に」


 きっとエリィは死ぬだろう。

 格上の相手に成す術なく、先程の冒険者たちのように体をバラバラにされるだろう。


 だが……それでも構わない。

 被害を最小限にさえできれば、エリィの目的は達成されたようなものなのだ。

 それが、非力なりの彼女の足掻き。


「お、おぉっ……おぉぉっ……!」


 そんなエリィの姿を見て……あろうことか、スラッシャーは興奮した様子で熱い拍手を送り始めた。


「敬服っ……! ただただ敬服っ……!! あなたのような冒険者と出会え、戦える運命に感謝しかありません……!」

「…………」


 ふざけているのだろうか……否。彼は心の底から感謝している。


「あなたのような素晴らしき冒険者は永遠に記憶しておきましょう。この絶望的な状況下でも、勇気ある選択肢が行える者がいるということを!」


 そして――スラッシャーは両手を広げ、エリィに間合いを詰めてきた。


 彼女も呼吸を合わせ、折れた大剣を振りかぶる。



 ――せめて……せめて、最後は……。




「――ちょいちょいちょーいっ!」

「――!?」


 次の瞬間……エリィは何者かに首根っこを掴まれ、大きく後退していた。

 何が起きたのかわからず、大きく目を見開く。


「あっぶなー……今、死ぬとこだったよ?」


 エリィを助けたのは、どこにでもいそうなごく普通の男だった。

 見た目の年齢は20代後半。短髪なのに、左側面をI型の赤いヘアピン二つで留めてある。ジャケットとネクタイのないスーツ姿は、まるで仕事帰りのサラリーマンのよう。


「あ、あなたは……?」

「助けに来たんだよ。さ、逃げよう」


 ひょいっと、エリィを脇に抱える男性。

 彼女は男性の頭上にチラリと目線を追った。


【山田壱郎 Lv.1】


「えっ……」


 Lv.1……今時の小学生ですらLv.10台は当たり前であるのに、まさかの初期レベル。

 とてもじゃないが、人助けできるような実力があるとは思えない。


「は、離してっ! 逃げるなら、あなただけにして!」

「えぇっ、なんで? 今ここで置いていってほしいとか、自殺願望なの?」

「そうじゃっ……ないけど!」


 男――壱郎は怪訝そうに眉を潜ませるが、藻掻くエリィからふいっと視線を逸らす。


「悪いが、その願いは叶えてやれない。君は俺と一緒に地上へ帰るんだ」

「なんでっ!」

「なんで、って……」


 口調が強い態度に困ったような笑みを浮かべる。


「困ってる人を助けるのに、考える必要とかなくない?」

「――っ」


 彼のその言葉に、エリィは全身に雷が落ちたような感覚を得た。


 なりふり構わず助けようとする姿勢。助ける理由など考えてない思考回路。


 ――これじゃ、まるで……。


「……よくないですねぇ」


 と。

 走り出した壱郎の背中から、スラッシャーの怒りを抑えるような声が聞こえてくる。


「よくないよくない、実によくないですよこれは。一つは一騎打ちの場面に割り込んできたこと、そしてもう一つは――」

「っ! に、逃げ――!」

「――彼女が決めた覚悟を、台無しにしたことですっ!」


 警告しようとするが――時既に遅し。

 スラッシャーがとんでもない速さで壱郎に向かって接近してきた。


「その空気の読めなささ、私が斬り刻んで差し上げますっ!」


 やられる――エリィは直感した。

 相手はSランクモンスター。この男が敵うような相手じゃない、格が違いすぎる。


「スラァァァァァッ――!」


 次の瞬間、彼の頭部が吹き飛ぶ未来がエリィには見えた。




 ……だが。


 壱郎が振り返る。

 拳を固めた右腕が、Yシャツ越しから微かに青白い光を放っていた……ように見えた。



 そして次の瞬間。



「………………えっ……?」



 エリィは我が目を疑った。


 あれだけ圧倒的な力を誇っていたスラッシャーの巨体が、鈍い衝撃音と共に大きな風穴を開けていたのだから。


 一撃。たったの一撃。


 漆黒の身体は左腕を引きちぎって大きく後方へ吹き飛び、刃物となった左腕のみが壱郎の右腕を掠めた。


「うわ最悪、Yシャツ破けたんだが。あいつの手で斬られたの? こわぁ……」


 ――いや、あんたの方が怖いよ。


 相手は推奨Lv.80のSランクモンスター。名のある冒険者だけが対峙できる強敵を、あろうことかワンパンで沈めてしまっているだから。


 それも、一番弱いはずのLv.1が。


「さ、撤収撤収」


 敵がいなくなったことを確認すると、何事もなかったように再び走り出す壱郎。


 だがエリィはしっかりと見ていた。

 Yシャツが破れ、露出した彼の右腕が青い半透明色に変化していたのを。


 そして忘れていた。

 彼女はまだ配信中で、カメラが回りっぱなしだということを。


 エリィの周りを追従していたドローンカメラは、奇妙なサラリーマン――山田壱郎との出会いをバッチリ撮っていた。




 ヒーローは実在するのか。


 もしも今、誰かに問われたら――エリィは即答できる自信がなかった。

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