章別あらすじ序章〜6章
序章
『弱い心は魔物に魂を食べられてしまう。正しい行いをしていれば、魔物を廃する剣を携えた人が助けてくれる』子供の時分に、そんなお話を聞かされて育った。その剣がここにはあったのだと、神域と呼ばれる場所で会った人物に少年は言われた。タビスや魔物のことを知りたくばと道を示された。
一章 国主誕生編
記憶喪失の少女を拾って五年。辿り着いた国は魔物に憑かれた王が支配していた。王が名を呼ぶことで、少女の記憶の扉は開かれるが、自由を奪われてしまう。王は何故か主人公ことアトラスのことも知っているようで?
二章 王女来訪編
故国の王女の来訪で、アトラスは自身の素性を明かさざるを得なくなる。
一方で、一章での問題事がまだ片付いていないことを示唆されて、その対処もせねばならない。
三章 タビス帰還編
舞台は故郷月星。今回の大祭にはタビスが帰還するという噂が流れる。自身を囮に準備をして待つアトラス。大祭前日、王から意外な命令がくだされた。
四章 大祭後処理編
大祭も無事に終え、六年ぶりの故郷。年月と経験を経て、アトラスは当時は見えなかったものに気付かされる。
五章 新人女官編
レイナやハイネが月星に赴いてる留守中に、ペルラは女官を補充し、研修を行っていた。その中に居た月星人の女官が、害を及ぼすのではないかと危惧し、ハイネはアトラスに相談する。
彼女の素性を通して、アトラスは長年の疑問の答えに辿り着く。
六章
全編にわたって兄アウルム視点。
弟アトラスの婚礼を見ながら、亡き前王との事を思い出していた。
20歳のアウルムが王から弟を護ろう奔走する。
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