第276話

僕はブタオ


ほぼ全校生徒が見ている中、

東国の姫と模擬戦だ。


東国の姫側、セコンドに魔法少女。

僕は無しにした。

いじめっこヤンキーが噂を聞きつけ

セコンドしたいって言いに来たが、

断ってやった。

なんでBクラスの奴が、

Aクラスの僕のセコンドなんかに!!

立場をわきまえろよな!


それに目立つのは僕1人だけでいい!


「急な模擬戦受けてくれてありがとう

鬼神ブタオ殿。今日はよろしく頼むわ。」

と、会釈する東国の姫


「別にいいよ!どうせ勝つのは僕だから!」



「わたしも負けるつもりはないよ!!」


「大した自信だね!ならかける?

僕が勝ったら今日はラブホテルで

ゆっくり、やらしいことでもしないかい?」


「なっ!?いや、すまないがそれは

断る!わたしは既婚者だし、

身体は旦那以外に許してない!!!」

王子と2回身体を重ねた経験があり、

勝手に王子の奥さんを名乗ってる東国の姫


「ちっ!つまんねー女だな!

もういいよ、ならさっさと終わらせよ!

せいぜい僕の名声でも高める役にたってなよ!」



「くっ!!か、感謝を…では、

はじめていいかしら?」

一応は模擬戦をお願いしてる立場だから

感謝をした東国の姫。

内心は軽蔑しきっていた。


すると修練場の観客席が騒がしくなる。

まだ模擬戦は始まってないのになぜ?



セコンドの魔法少女は何かに気づき、

ダッシュで騒ぎのするほうへ走っていった。


あれ?セコンドしないの?

と、僕は不思議に思っていたら…


な、


なん…


なんと!



クロノ特級探索者が来ていた。

アメリカ少女と魔法少女がクロノの腕に片方ずつ

抱きついていた。


背中には生徒会長がのしかかり、

歩きにくそうにしている。

しかも苦笑いしながらだ!!

クソ!

クソ!!



羨ましい!

憎い!

あんな美女達を侍らせやがって!

僕の未来の女達に手を出すな!!

しかも生徒会長はあんなにも僕に

お熱だったはずなのに!!!


「の、ノーネーム?!」

東国の姫もびっくりしてた。


ノーネーム?

どこからどう見ても、あの漆黒の仮面はクロノ

特級探索者だろうが!!




異世界、クロノの世界では

漆黒の仮面バージョンはノーネームとして

暗躍している。

日本ではクロノとして探索者。


東国の姫は、異世界 

東国でノーネームと

面識があり一番隊組長の血塗られた愛刀

をノーネームから返してもらい、

師事を仰いでいた時期があった。




魔法少女の彼氏がノーネームというのを

東国の姫は最近知った。

ただノーネームが日本という星でなぜか、

クロノを名乗っていたのに疑問を覚えていた。

クロノは王子の姓だからだ。

ノーネーム、黒騎士は必ず王子となにかしら

関係があると睨んでいたが、真相には至らず…

東国の姫は問いただしたい、ことだらけだった。





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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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