第256話
オレはブタオなるいじめられっこに
憑依中だ。
そして居候中の親戚宅で、
親戚の人を殴ってる。
鼻をグーパンで折る。
「ぐあああああぁあぁっ!!」
鼻血が噴水のように出て、
絶叫をあげる親戚の人
「フハハハハ!!
どうした?反撃しないとお前死ぬぞ?」
オレは親戚の人に馬乗りになり
笑いながら言う。
「や、やめろ…」
「やめろだと?オレの情けは一度だけだ。
お前、今までオレに何をしたのか忘れたとは
言わないよな?
いまからは徐々にお前をなぶり殺す!!」
身体から湯気が出て、血流により全身赤い身体に
なってるブタオの身体。
鬼の形相で親戚の人を睨む。
「た、頼む…ゆ、許して…
許してくれ!」
涙ながらに謝罪する親戚の人
「ちっ!…まあいい。
お前!次にオレの不興を買えば…
わかっているな?慈悲は一度までだからな!!」
コクコクと頷く。
顔が涙と鼻血でグチャグチャな親戚の人
だが目はどことなくまだ不満気
反抗的だった、
「きちんと返事をせんか!!!!」
オレは目を殴打した。
さすがに失明は可哀想か…
少し迷ったが、
失明しないくらいのチカラで
拳を振り下ろした。
ブタオボディで本気を出せば、
眼球破裂だからな。
「ぐああああ!!!!
は、はい!!!すびばぜん
すびばぜん!逆らいませんから!!
い、命だけは命だけは命だけは命だけは」
「良かろう。
気が変わったらいつでもオレの寝首を掻いて
いいからな。まあ確実に死ぬのはお前だがな。
憲兵に駆け込むのも自由だ。
お前の好きにしたらいい。
だがそうなれば、どんな手を使ってでも
お前を惨たらしく殺す!絶対にだ!いいな!」
「わ、わかりました!!!」
と、大声で返事をする親戚の人
「なら教会にでもいって
さっさと治療してこい。
そしたらオレの世話をせよ!
食事10人前を朝昼晩に。あとは風呂だな。
とりあえずは!
それ以外は自由にしていい!
ちなみにメイドがいるならそいつにやらせても
いい。無理にお前がやる必要はないぞ!」
と命令した。
「は、はい、ありがとうございます!
病院がおわり次第すぐ手配します!」
と、急ぎ病院に行く親戚の人
親戚の人は思った。
日本では、警察、病院だ。
それをブタオは憲兵、教会と言った。
ブタオは悪魔か鬼にでも乗り移られたのだと。
そして逆らったら間違いなく殺される。
本能でわかる。
とりあえず無茶な要求はなさそうだから
ひとまず安心だ。
ご飯代も1日30食分なら安いものだ。
金銭の蓄えは使い切れないほどあるし、
それで命が助かるなら安いもんだ。
警察に駆け込んでも間違いなく自分の
命は助からないと
本能で感じた。
だから服従が1番賢い選択だと理解し
瞬時に、判断出来たのだった。
そして急ぎメイドを雇い、別荘に逃げよう。
約束を違えなければ大丈夫なはずだ。
と、思った親戚の人だった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
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