第42話
「す、すげーな」と驚くタンク
広大な敷地にある高級旅館のような自宅
パーティールーム兼事務所 ギルド
パーティーの宿泊施設
訓練場など
「た、確かにかなりお金持ちみたい…
びっくりだね」と聖女
「ん。住みたい…」魔法少女
「金持ちか…なんか嫌味なやつ」勇者
探索者ランキング1位とはいえまだ未成年
かなり稼いでるほうではあるが
これは規模が違うとパーティー皆は実感してた。
それに未成年だからと中抜きされ
あとは莫大な税金などと色々足元を見られていた。
依頼料や魔石買い取りは親に振り込まれ
そこからお小遣いをもらうというかたちになる。
なのでわりと未成年パーティーは庶民感覚なのだ。
コンコン
「失礼致します。勇者パーティーが
お見えになられました。
応接室にご案内してます。」
厨二病メイド
「ああ…」
正直面倒くさい だが行くか!
と気合いを入れるオレ
黒騎士のフルプレートのまま入室
ちなみに日本のほうでは顔を見られたくないため
(何かヤラカシたとき逃げたり、
自国に帰ってシラを切るため)
さすがに
お風呂や自室ではフルプレートの鎧さんがオレの
意図を組んで
顔に漆黒のモヤを纏ってくれている。
そういえば鎧さんって意思がある気がする…
まぁいいか!
幼少の頃からの付き合いだ。
自分の部屋だからと勇者パーティーが
待っている応接室に無言で入り、
ドカっと偉そうに座るオレ。
「よく来たな。」
本当は、はやく帰ってほしいと思ってるオレ
「あ、あのお礼が遅れてすみません黒騎士様。
勇者パーティーの聖女です。
あのときは皆を救って下さり
ありがとうございました。」
「同じくタンクだ ありがとうな黒騎士さん」
「黒騎士ありがとう」魔法少女
「…」一人だけ頭を下げないでお礼も言わない勇者
「礼は受けとった それはもういい」
はやく帰ってほしいと思ってる
黒騎士のオレ
聖女は勇者の態度が悪いと気づき
「す、すみません黒騎士様!!
あ、彼は勇者なんです。
みんな幼馴染で学生パーティーなんですが
彼はちょっとまだ黒騎士様を誤解というか
勘違いしてて…」
「それが正しい。
わたしはこの国の人間ではない。
警戒されて当然だ」
気にしてないからはやく帰ってほしい!
「アハハハ!!ほら見ろ!!!
自分で怪しいって言ってる!
あの悪魔との戦いだってお前がいなくても
勝ってた!一体なにをしたんだ?黒騎士!」
気絶してたから、助けてもらった記憶がない勇者
ユーツーブ生配信のリプライは見たが
編集や捏造だろうと疑っている。
「…」
もうどうでも良くなり話を聞いてないオレ
もう退室しようかなと考えていた。
「認めた…やっぱり認めたぞ!!
僕が正しかったんだ…ふはははははは!!」
不気味に笑う勇者
「も、もうやめようよ !
今日はそんな話をしに来たんじゃないでしょ!!」
と聖女が強めに勇者へ言った
「くっ…まあいい!! いずれ…」小声になる勇者
「本当にごめんなさい
今日は探索に同行してくれるとパパ…
あ、総理から聞いて…
いつご都合がいいか聞きに来ました。
あとその様子を配信したくて
黒騎士様にお願いにと」聖女
面倒くさいなあ…
だからはやめに終わらせるか
同行は一回だけだからな!と思い
「委細任せる 後はメイドと話せ」
立ち上がり退出しようとするオレ
「てめー!!ギルドランキング世界1位の僕に
向かってなんだの態度は!!」
黒騎士の態度に激高した
勇者が飛びかかろうとしてきたのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m
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