第33話

武道大会も無事おわり

落ち着きを取り戻した日常


「おはようございます。坊ちゃま」メイド長


「おはよー」オレ


「王がお呼びでございます」


反射的に逃げようとしたが

あ!東国の姫の約束。

彼女の国に支援をパパンに言わないとだから

仕方なく行かないと…


けどまだ眠いし歩くのだるいなあって

思いながらゆっくり起き上がり…

 

そしたら察してくれたメイド長が

オレをおんぶしてくれた

助かる助かる  

苦しゅうない苦しゅうない


「ねえ!」

 

「はい。なんでございましょう。坊ちゃま」


「大会のパパンと対戦のとき 

影の中からオレに投擲してたよね?」


「なんのことでございましょうか?」

すっとぼけるメイド長


「まあ、いいけどー」


「王の御子息 時期 王であらせられる

坊ちゃまに向ける刃など持ち合わせては…

いますね(笑)」


「いるんだ!!あと王にならないからね!」


「くすくす(笑)それがメイド長の

勤めになりまゆえ。」


「え? メイド長ってオレ氏を暗殺する気なの?!」


「さあ、どうでしょう?笑」


「怖っ!メイドってさ、給仕や家事が仕事

じゃないの?」


くだらない冗談で返してくるメイド長

冗談ってわかる。血は繋がってないが

大切な家族なんだから。


「それはご自身でされてください」


「それ、働いてないじゃん!

オレ氏と同じくニート?」


まぁ、なんだかんだ、給仕 

生活のお世話されてる。

実は性処理も…

まぁこの話は後日…




メイド長からしても

今回の武闘大会の戦闘だって

スポーツ大会に参加するくらいの意気込みだった。 

家族はみんな少しでも王子の坊ちゃま

に近づけるよう

王子が世界に退屈になされないよう 

自己研鑽の日々。

みんなで精進せねばと頑張っていた。

メイド長も王子の強さはもちろん理解してる

昔は暗殺を生業にしてきた。

エリートアサシンのメイド長

初見殺し ジャイアントキリングだってお手の物。

影に潜み…からの一撃必殺の暗殺

今まで誰にも見破られたりはしなかった。


けど王と王子には通じないのを理解している。


王は初見のとき、

家族になる前のメイド長が暗殺しに

来たときは少し危なかったらしい…

傷は負わされたが、パパン王の圧勝だった。





王執務室

コンコン 

「失礼いたします、坊ちゃまを

連れてまいりました」

 

「はいれ」パパン王


メイド長の背中の居心地がいいからか

おんぶのまま入室したオレ


「よくきた息子よ、東国の姫は急ぎ食糧支援をする


だが…機会をみてちゃんと支援が行き届いたか

あちらの国主に確認をとるのだ!

あと、この書状を渡すのだ! わかったな?」


「うん!」

メイド長におんぶされたまま返事する眠いオレ


あとは、パパンがなんやらかんやら話ていたが

眠りながら聞いていた…

いやメイド長におんぶされたまま寝たから

やっぱ聞いてなかったわ…


まあ後日聞き直すか!もしそれを忘れてたら

また呼ばれるか、メイド長か

じいやあたりが伝えにくるだろう。

まあ面倒だったら逃げるが…




メイド長が寝てるオレをおんぶしたまま

自室に運んでくれてたみたいだ。


そして

昼過ぎ

目が覚めた!

「よし!黒騎士ごっこまたするか!」

ニートなオレ


いくか日本に!!


ドラゴンを迎えにいく

そして自宅で飼うという

大会に出場した最大の目的はもうすっかり忘れてた

オレだった。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




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