第19話

ご主人遅いなあ…

場所は東京ダンジョン最果て70階層ボス部屋


人類 探索者ランキング1位勇者パーティーでさえ

下層30階層を到達という 

偉業を成し遂げたばかりの昨今


黒騎士のペット 竜騎士たる

乗り物 ドラゴン

神竜


黒騎士にすっかり忘れられダラダラしていた。


はやくお迎えまだかなあ

っと丸まっていた。


そこに転移の光が

ぱあってと明るくなる


やっときた しっぽを振るドラゴン


「転移成功か?」

まわりを見渡す角のある人族


「ん、トカゲか? まあ転移は成功か

四天王最弱が調査にいったきり、

一向に連絡がない 魔王様はお怒りだ 

このままではこの私四天王ナンバー3にまで

被害が及びかねん」


なんか独り言をいう悪魔


びくっとなるトカゲと言われたドラゴン


いつもならいきなり開幕先制攻撃だが

ご主人のこともあり、

ちょっと警戒し相手の出方をみてる 

一つ賢くなっていた。


この悪魔は勇者パーティーを壊滅にまで

追いやった四天王最弱より 

位が一つ上みたいだ


ナンバー3だからだ。

だかドラゴンにはには分からない


「おい、トカゲ!」

「ひいっ」すっかり腰が引けてるドラゴン


「この四天王ナンバー3のわたしの

力量に怯えるのは仕方なかろう

この、星は偉大なる魔王様と、

この私がいずれ統べる

貴様はトカゲだから乗り物にしてやろう 

光栄におもえ」


徐々に近づいてくる


どうしよ どうしよ 助けて

ご主人 


「さあ!わたしを乗せ地上にでよ駄竜!」


う、う…


「ご主人たすけてー!」 ビリビリ

すごい声量で力いっぱい叫んだ

ドーン


だが しーん

返事は帰って来なかった。


パラパラとダンジョンの壁が

大声の衝撃波の余波からか 崩れかけていた


「ぐおおおっ」悪魔は消滅し魔石になってた


ここにいては危ない 

ご主人が帰ってくるまえに殺される

そう思ったドラゴン 神竜は 地上にでる階層 上のほうへと飛んでいった。


時価1億相当の魔石はそのままに…

ただキラキラとずっと輝いてはいた




そのころ地上では

チンピラパーティーが黒騎士の

返り討ちにあって穴だらけの遺体がギルドにて20体


総理は黒騎士にお礼が言いたいと連れてきた

勇者パーティー(勇者抜き)

帰宅させ

穴が空きすぎて原型を留めていない遺体をみて

吐き気をもよおした。

警察 消防も来ていて

ひとまず意識の回復したギルドマスター 

他職員から聴取

防犯カメラをみて急ぎ対策をと頭を悩ませていた。



「総理 すまん全てオレの責任だ」

とギルドマスター


「いや、いい不慮の事故だというのは

わかっている。」総理


「職も辞する もちろん懲役だってなんだっていい

だから家族だけには害がいかないよう」

土下座のギルドマスター


「まあなんらかの責任は追わねばならん

もちろん総理としてのわたしも…

黒騎士殿次第だが最善を打たねばな」

「なんでも手伝う 遠慮なくいってくれ」

「だが、周りに メディアやマスコミにも

全て隠しきれしない、SNSでやテレビの緊急速報でドラゴン、ギルド本部の騒動は知れ渡り報道

されているからな。」

「責任かあ、と、とりあえず頭を丸めてきてから

公の場にでるか」

「いや、お前そういえば髪全くないぞ」

「え?」

極度のストレスでギルドマスターは40代半ばで

ツルツルの頭になっていた


そして黒騎士がチンピラリーダーを

わざと助けるように見せて落とし割った

エリクサーが

ギルド入口の床に、染み込んで

いまはまるでギルドマスターの頭のようにピカピカの鏡のように輝いていた。


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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m



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