16日目「才能がある人」


 埋めがたい才能の差ってやっぱりありますよね。


 ニュースとかを見てみても分かります。

 スポーツ選手なんかは身体の出来が違うでしょうし、将棋やクイズなんかは頭の出来が違う。20代でベンチャー企業の社長になって、今までに想像もしなかった商品を作る人もいますよね。


 是非とも垢を、いやもう指ごと煎じて飲みたいくらいだ(失礼)。


 創作界にもゴロゴロいますよね。文章にしろ絵にしろ音楽にしろ。ファンタジーで出てくるダンジョンよりもよっぽど魔窟にふさわしいって思ってます。


 時たま思うんですよ。

 彼らはそういう「運命」のもとにいたのかって。「嫉妬乙(笑)」って思われちゃうかもしれないですけど、でも、そう思うことはないですか。


 時代が少しでも早かったり遅かったりしたら、彼らはあそこまで活躍できたでしょうか。

 技術が追いつかなくて、ただの絵空事に終わったかもしれない、別の誰かに追い抜かれていたかもしれない。

 でも、そうはならなかったんです。


 ものすごい偶然をくぐり抜けて、彼らは才能を発揮している。

 彼らに「才能がある」と見なされたのは、それだけの幸運があったから、と考えてもいいわけです。

 わたしは幸運・不運という考え方があんまり好きじゃないので、彼らは運命に導かれて才能を発揮したのでは、と捉えています。



 ・・・すいません、なんだか堅苦しい話になってしまいましたね。



 とりあえず、わたしにもそういう運命がめぐってくることを祈ります(笑)。

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