第20話梅田から烏丸まで
たしか血液型がA型かB型だったような・・・。
まるで異世界の人間と歩ているかの様な面持ち・・・。
未熟な心根のまま明花に出逢い。
未熟なロマンスのまま梅田から烏丸まで駆け抜けて行った。
山科明花とは僕の同級生中須磨美幸(なかすまみゆき)からの紹介で知り合っただけに愛を育てたとは言い難く、ロマンスのプロトコルを経て大恋愛するものとばかりに考えていた僕は焦っていた。
梅田発河原町行き特急の座席は全部進行方向に向いていて、独立した座席は、プライベートを隔絶させていた。
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