第10話ピーナッツバッグが重そう

下校デートに誘い「今日は雲が浮いているネ?」


年寄りの時候の挨拶みたいな可笑しな話をしながら・・・、とても間が持たないので、「あ、車が通ったネ?」


彼女の方を見たら僕とは全く反対側を向いていた。


白けきった面持ちと下げたピーナッツバッグが重そうに右肩が下がり切っていた。


「そんな時は持ってあげなよ!?」友人Aに叱られる始末。


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