思い出が軋まないよう油差し澱みの中で笑う錆色
(下記単語の羅列お呼び独り言は作り上げるまでの過程そのものです。短歌作成時の頭の中をお楽しみください)
機械の歯車に油を足して、回転する機械を見ていたら不意に「油って必要だけど、掛けた分だけ汚れるよな」って思った。でも、油を掛けた瞬間は透明なんだよな。時間が経つと、茶色くなって、まるで錆びたみたいだ。
思い出に塗った錆止めが変色して触りたくもない
思い出が錆びないように塗った油が変色して汚い
君が塗った錆止め
思い出が軋まないように油を差した
そのまま解けてどこかにいった
思い出が 軋まないよう 油差し 潤みの中で 笑う錆色
とろみの中で 語る錆色
茶色く汚れて 笑う僕たち
澱みの中で 笑う錆色
思い出が 軋まないよう 油差し 澱みの中で 笑う錆色
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