湧ける若野

抱えつぶれないように

守ってきた想い

照りつける太陽の痛みに

笑い飛ばし踏み締めた

坂道のアスファルト

これまでは若き翠の

小さな足なのでした


切り開いた時と道は

特別じゃない

生まれ持った何かは

特別じゃない

なら特別な何かって

何処にあるのかな

それはこの胸に

抱えた花束


ひとつひとつの花は

一瞬だ

握りつぶさないだけでも

優しい心でいられた

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