第3話
そして、謎解きゲーム当日……。
「いよいよ謎解きゲームが始まるね♪」
「うん☆! なぞときゲームとってもたのしみ♪」
「そうだね♪ とっても楽しみだね♪」
春休みの期間に入り、謎解きゲームを迎えた当日。現在私たちは学校の前に集まり、謎解きゲームを今か今かと待ちわびていたの♪
「みうせんせい、そろそろくるかな?」
「う~ん……、そうだね~……。多分きっとそろそろ来る頃だと思うよ♪」
「そうなんだ☆! わくわく♪」
「うんうん♪ わくわくするね♪」
「みんな~、お待たせ~♪」
「「「あっ☆! 美羽先生 (みうせんせい)♪」」」
私たちが学校の前に来て、美羽先生が来るのを今か今かとしばらく楽しみにして待っていると、美羽先生が学校から出て来て私たちの前に姿を現したの♪
「美羽先生、私たち全員来ましたよ~♪」
「みうせんせいのつくったなぞときゲーム、どんなのかとってもたのしみ☆!」
「私たちみんな、今日この日をずっと楽しみにしていました♪」
「みんなありがとう♪ みんながそう言ってくれて、先生とっても嬉しいよ♪」
美羽先生が私たちの前に姿を現すと、私たちは美羽先生の作った謎解きゲームがとっても楽しみであることを話したの。そして、それを聞いていた美羽先生はそのことに何だかとっても嬉しそうだったの♪
「それじゃ、早速謎解きゲームを始めよっか♪」
「わ~い、やった~♪」
「でもその前に、みんなが持ってきたお弁当や飲み物は先生がしばらくの間預かっておきます♪」
「「「は~い☆!」」」
そして、この後いよいよ謎解きゲームをすることになるんだけど、その前にまず、私たちが今日持ってきたお弁当や飲み物を美羽先生がしばらくの間預かることになったの。
「そういえば美羽先生、一応美羽先生に言われた通りに今日はお弁当を持ってきましけど、謎解きゲームとは何か関係あるんですか?」
「あっ! それわたしもきになってた!」
「うんうん! 私もどうしてか気になってた!」
私たちは持ってきたお弁当や飲み物を美羽先生に預けると、ここで咲希お姉ちゃんが、謎解きゲームをするのにどうしてお弁当が必要だったのか美羽先生に聞いたの。
実は今回の謎解きゲームについて、美羽先生からお弁当を持ってくるように言われていて、私たちはその指示に従い、今日の謎解きゲームにお弁当を持ってきたわけなの。
「それはね……、今はまだ秘密だよ♪」
「「「えぇ~!」」」
咲希お姉ちゃんがどうして謎解きゲームにお弁当が必要だったのか美羽先生に聞くと、美羽先生は今はまだ秘密と答え、それを聞いた私たちは少し不満になり、どこかモヤモヤとした気持ちだったの。
「美羽先生、そこはせめて教えて下さいよ~……」
「まあまあ♪ その答えは謎解きゲームをクリアしたら教えることにするね♪ だからそれまでは、最後までのお楽しみということで♪」
「「「は~い……」」」
どうして謎解きゲームにお弁当が必要だったのか、私たちはその答えが分からずモヤモヤとしていると、美羽先生から謎解きゲームをクリアしたらその答えを教えてあげると言われ、私たちは渋々ながらもそのことに納得することにしたの。
「それじゃ、みんなのお弁当も預かったことだし、いよいよ謎解きゲームのスタートだよ♪」
「わ~い、やった~♪ ついになぞときゲームのスタートスタート~♪」
「まず最初の謎解き問題は教室にあるから、みんなそこを目指してね♪」
「「「は~い☆!」」」
「それじゃ、頑張ってね♪」
そして遂に、いよいよ謎解きゲームがスタートになり、私たちはとても気合い十分だったの♪
「いよいよ謎解きゲームが始まったね♪」
「えぇ、そうね♪ 遂に始まったね♪ この謎解きゲーム、絶対にクリアしなくちゃね☆!」
「うんうん♪ みんなでいっしょにがんばって、ぜったいにクリアしようね♪」
「うん、そうだね♪ よし☆! それじゃ、この謎解きゲーム、みんなで一緒に協力して、頑張ってクリアするぞ~☆!」
「「「オ~☆!」」」
美羽先生がまず先に学校に入ると、私たちも続けて学校へと入り、最初の謎解き問題があると言っていた私たちが普段使っている教室へと目指すことにしたの。
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