第2話
『お姉ちゃんは、あなたの味方だからね』
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「本当に、家に止まるのか」
「うん、もう泊まれる所ないからお願い、お兄ちゃん」
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『アンタみたいなゴミが兄とか、あーあ、臭いよ臭いよ』
『聞いたよ、人殺したことあるんでしょ。しかもお父さん』
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『・・・春』
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昔、この義妹には階段から落とされてこともあった。
実際、家族にしていい藩中は超えに超えているが、許したいと思うこともあった。だけど、
「二人はお姉ちゃんが売られた時に何をしていたんだ?」
「それは、」
義妹が顔を晒す。
「・・・私達は遊んでたわ」
「・・・っ、」
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