9.0

「……………」

 川の流れを見ていた

 脳みその内側から、大脳皮質を引き裂こうとするユスリカの群れが、沢山居た

 肩が重いんだ(耳が重いんだ)

 相変わらず自転車は便利なままでNight Shift……

 山手通りを北上して、知らない駅へ辿り着いたけれど

 そこにはそこっぽい生活がありそうだった

 掲示板で出会った奴でものしてしまいたいって思ったけど

 代わりに射精してやった。

 へェ~ㇸ殺してくれ

 

 身体と精神の整合性がつかない

 これは「そういう意味」ではなく

 言葉通りの意味でしかない


 中間点を探しに来たのに、また家に戻っている

 自転車を軋ませることが出来るぐらいには

 おれは世界を変えている殺してくれ!

 そう変えている殺してくれ!

 殺してくれ!殺してくれ!殺してくれ!


 と叫びながら家に帰ったよ

 そして机に丁寧にラッピングされた冷えた餌を喰ったのさ

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