勇者が弟子の武器になった。
激 辛
第1話
世界を救った。
だけど、まだ残党達がいる。
頑張ってそいつらも倒して居たが、やはりきりがなく、弟子を取ることにした。
_____
そして、10年後弟子達は立派に育った。
「師匠!!私!!師匠みたいに強くなりたいっす」
「それは正直無理だな。俺もこの力は努力して得た訳じゃないから」
「・・・そうですけど」
俺の持つ勇者と言うスキル自体この世界に来た時の特典スキルだ。
俺自身別に頑張って得た訳じゃない。
つまり、努力しても手に入らないってことだ。
「でも、俺みたいには諦めるとしてもっと別な方法で強くなればいいよ」
「・・・うーん、私は師匠に憧れて師匠みたいになりたいです」
出来るから俺もこのスキルを授与して、強くなってくれた嬉しいが悲しいことにそのようなことが出来るスキルや道具は見つか・・・
「どうしました??師匠?」
「いや何でもない」
________
そういえば、昔・・・剣になって戦っていた、魔剣士が居たな。
俺にはまだスキルポイントが残って居る。何に振るか迷っていたが、
________
そして、スキルに振ると
「本当に、あった」
剣になるスキルが・・・
だが、条件があり、
ーー所属じゃない場合は戻ることはこのスキルによって出来ない
つまり、あの魔剣士は魔物だったのか、つかまぁ剣になれるし、魔剣士っていう特別なスキルもあったしな・・・
________
「・・・ってことでだ。」
「ってことで何ですか?師匠?」
「春。実を言うと俺の体はかなり弱って居る」
春に俺の傷だらけかつ、もう一部は腐って居る体を見せる。
「え、」
そう、勇者として戦い続けて、数々の病や呪いもかけられており、生身の体はとっくに限界に近い状態でもあった。
「そこでだ。春」
「え、いやちょっと待ってくださいよ。」
春には悪いが正直こうして居る間も本当はめちゃくちゃ痛いし、辛い。この世界に痛め止めはないのだ。
「悪いな春」
解放されるかもと分かってるなら。即したい。
「春。これから俺はお前の武器になる」
「いや何を言って、もういろ・・・」
そんな春の気持ちを待たずにスキルを発動してみる。
おーおーおーー
「師匠!!!!」
体が変化していくが分かる。足のような何かが伸びてさらに硬くなる。
腐っていた体も鉄のような何か打ち込まれるような・・・気持ち良さ??を感じる。
「嘘でしょ」
どうやら、成功したようだ。
「師匠が剣に」
よろしければ星をお願いします。星の半分の話数を投稿予定です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます