第47話 身近に迫っていたAIの存在について



 今回もAIについて一つあったので、残しておこうと思います。


 今月はじめに美容室に髪の毛を切りに行きました。

 その時の話題で、私の方から、最近になってAIに書いてもらった小説がランキングの上位に入っているのですよ、と髪を切ってくださっている美容師さんに言うと、彼女が面白い話をしてくれました。


 私の母校の中学校に、彼女の娘さんが通っておられるのですが、その中学校の文化祭で毎年、演劇をするそうです。

 昨年までは、先生が劇の台本を書いていたのですが、今年から、AIに演劇の台本を書いてもらうことになったそうです。


 私が中学生の時、文化祭で演劇をしたのですが、その演劇の台本は私が書かせてもらいました。

「ロミオとジュリエット」の登場人物をみんな男の子にして面白いコメディにしました。渡辺美里さんの「マイレボリューション」をエンディングに流して自分がナレーションをするという。好きなようにやらせてもらい、楽しかった思い出です。


 今ではその中学校では、「戦争について」「平和について」などのお話を劇にしているそうで、私の髪を切ってくださっている美容師さんは、「よかったんだけど、AIが書いたんだよねー、うーん……。微妙なんですー」と苦笑されていました。


 生成AIが書いた演劇を子どもたちが演じている。

 先生は、生成AIが書いてくれたから助かった、と肩の荷が下りたのかもしれない、もしくは、先生の中でも実は書くのが楽しい人がいたのかもしれない。



 話の最後に彼女が、「こないだテレビでAIが髪の毛をカットしてくれるというのをやっていたので録画したんです。まだ、見ていないんですけど」、とおっしゃっておられました。

 AIが髪を切るについては、わたしも詳しくは知りません。彼女はまだ見ていないと言っていました。



 いろんな可能性があるのかもしれないですが、じわじわとAIに頼る日常が増えているなと思います。

 今回、カクヨムコンテスト11のタグに、私も「AI補助機能」を記入しようと思いました。

 画像検索をよく利用しますが、その中に生成AIの画像がかなり含まれています。

 知らないことを調べると答えるのはほとんどがAIなので、これはどうしても頼らざるを得ないような気持ちです。


 生成AIを上手に活用していく。

 どこで生成AIが使われているかも意識するのもいいかもしれないと思いました。


 ありがとうございました。 

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