空想庭園

@kakuyokakuyo

[第一章][一話]空想庭園入りしたもの

この複雑な理論やその要素とかがごちゃごちゃ

書いてあるなぁ多元宇宙論だのパラレルワールドだの物理だの数学だの,下には古典論理だか

非古典論理だかなんだか色々かいてあるなぁ,

これは何だろう,[私の能力でこの世界の実在して居る単一宇宙内に内包されて居る構造を

言語化したものよ]ふ〜ん,,,

ファ!?誰なん今の声⁈私もあなたと同じこの場所に入ってきた外の人間よ,名前は鬼灯瑠奈よ

,あっどもワイの名前は花子, 篠原花子って

言うで,そうなら花子と呼ぶわね,よろしく花子,

ワイこそよろしく瑠奈っち,それで話題は

戻すけどこれは何?,これは私が元いた世界に

帰るために能力で作った[データボード]の

情報の抽象化と抽出を行って作り出したものよ,

、、、?ほへ?ワイアホやからわからん

つまりはこのデータボード?ってのはなんなんや?,つまり私達が元いた地球に帰るために

データボードで分析したこの世界やあちらの

世界の情報をまとめたものよ,なるほど,

ただ問題があるのよ,それがこの空想庭園と

言う場所単に量子的な世界と言う訳じゃ

無いみたいで出入り口は極限まで複雑化された

一方通行のポータルが存在して居るみたいで

そのポータルからたまたま通り抜けると

こちらに辿り着くみたいで,つまりは

こっち側からだとあちらに行ける事は不可能

って事か?,ええそう,,,なんだけどその

ポータルの構成や理論さえ体形化できれば

帰る為の手段が設計できるかもしれないの!,

世界の構造の理解するのにたった10分

でデータボードは解析書を設計してくれるのよ,

これ画面を拡大してみるとより広範囲で更に

この世界の大きい構造を理解し帰れる為の

情報が集まって行くのよ!,

ふ〜ん,え?あなたは帰りたく無いの?,いや

だってワイあっちにもう家族とか家とか

無いし,、、、悪かったわねそんな事聞いて

しまって,良いんよ別に,そんでこれからどうする?,私はこの世界を更に解析してみるわ,

貴方は?,私はそうやなぁ,適当にぷらぷらして

みるわ,なんの計画性もなくて心配ね,あぁ

ワイは大丈夫,なんせ能力を貰ったからなぁ,

ふ〜んちなみに聞いても?,ヒ・ミ・ツ♪

,まあ簡単には教えてくれないわよね,じゃあ

私は行くは,おぅじゃあな瑠奈,えぇ花子.

こうして別れることになった,

さぁ〜てと,私はとりまこの場所で衣服住を

手に入れるぞ〜!こうして花子は角兎と共に

周辺を歩いて居ると近くには街のようなものが

見える,あそこ行ってみっかぁ!ふ〜むここは

[ハジマ・リノ街]と言うらしい,,,

さぁ〜,行ってみっかー!、、、


[一方で鬼灯の方では]

ん,,,これは?ふ〜んこんな感じなんだぁ

再帰構造になって居るんだ,原子や弦や素粒子や量子等のデータボードを設計して居たらこの

世界はフラクタル階層になって居る事に

気づいた,私達の世界はの下にも果てしなく

続く階層の連続性が存在し上にもその連続性が

存在して居るようね,まあ私が下の世界に帰る為の手掛かりになるかは分からないけど一応

データボードに記録しておきましょう,ん?まだ

ある,ん〜これは現実ではまだ発見されて無い

のかしら,なら私が名前を名付けましょう

私の[確実な情報の獲得と操作を可能にする

能力]で発見できた訳だし間違いは無く

絶対性が高いから仮説や観察に基づいて

構築される理論ではなく定理だろうな,ならば

[0と1の境界線定理]と名付けましょう,

理論的な証明や定義の必要性が皆無であり

必然的にあらゆる全てが立証可能となる

固有の概念的で哲学に近いものである基盤が

有りその上で0と1の境界線定理が存在して

居てこれにより可能な言語/不可能な言語の

全ての無限の宇宙が無限に存在しまたその

無限の無限宇宙も無限に存在し無限の無限の

無限宇宙も無限に存在し〜と言う果てしない

無限の宇宙の重なりによって無限少数以下の

本来0と定義される程に微量なものも上位の

領域の1に成れると言うものです,,,ってこれもさっきのフラクタル階層関係に果てしなく存在するだけで別にポータルと関係無さそう,,,

も〜おなんでさっきまで順調だったのになんなの〜!,量子力学的な領域かと思ってたん

だけどここは単なる量子力学的な領域では無い

見たいね, ん?これは!空想庭園についての事じゃ無いか?空想庭園自体が流動的でありと

あらゆる次元と階層の隠されて居る量子的領域に位置が変動し続けておりまた庭園は物理定数を中和し異なる物理法則下でも内部構造が変形しないようになって居るって事じゃ無いか?

つまりは空想庭園に入った時点で元の現実の

階層,次元にはもうほぼ戻れないって事?,,,いや

まだよ次は物理的な側面じゃなくて数学的な

部分も見てみよう,[巨大基数の階層構造]

上限無しに拡張を繰り返す性質を持ち選択公理

をし続けて行きます,かぁこんなん別に戻る為に

必要な情報じゃ無いんやがなぁ,巨大基数階層のZFCや既存にある拡張じゃ到達出来ない到達不可能階層構造とかあったりするのかなぁ...あ

普通にあった,不可到達集合階層って言うんですか,大基数公理ってのが階層化して居るみたい

ですね,まだまだ上には上があるようで

最終的には矛盾だったりが数学的帰納法外の

抽象的階層に到達してしまうんですね,

数学なんて現実ではあまり好きじゃなかったん

ですが,なかなか面白いですね,次は哲学とか

の方を進めて〜っていけないいけない

帰る方法を模索してんだ、、、


[話は花子に戻る]

花子は街の門をくぐりながら、角兎を肩に乗せて街を見回した。小さな家々や露店が並び、人々が行き交っているが、どこか異質な空気を感じた。なんか、普通の街みたいやけど、よく見ると建物とか変やな…なんか、曲がっとる?

街の建物はまるで鏡に映したかのように歪んでいて、視覚に違和感を与えていた。しかし、周りの人々はその奇妙さに何も気にしていないようだ。まあ、ここも空想庭園やし、普通の法則なんて通じへんのやろな…花子は、さっき助けた角兎がピョンと飛び降り、店先に並ぶ果物をじっと見つめているのを見て、苦笑いを浮かべた。ったく、腹でも減っとんか?角兎にリンゴを渡すと、彼女は街をもう少し探索することにした。そんな中、一軒の屋敷が目に留まる。それは豪華な外観をしており、他の建物とは違ってしっかりとした構造だった。花子は好奇心に駆られ、扉を叩いた、すると、扉がゆっくりと開き、中から一人の老人が姿を現したおや…見ない顔だね。ここは異邦人が来る場所ではないのだが、えーっと、あんた誰?ここ、誰が住んでるん?私はこの街の守護者だよ。君がここにいるということは、何か特別な運命が君をここに導いたのだろう、花子はその老人に一抹の不安を覚えながらも、何かしらの答えを得られるのではないかと思い、話を続けた、ワイ、元の世界に帰りたいんやけど、それには何が必要なん?老人は花子をじっと見つめ、深くため息をついた、帰るためには…この庭園の中心にある“運命の結び目”を解かなければならない。しかし、それを解く者は誰一人としていない。すべての現実はこの結び目に絡み合っていて、それを解くことは無限の可能性の中から一つの真実を見つけるようなものだからだ。ん?なんか難しいこと言うとるけど、つまり無理ってことか?老人は首を横に振りながらも、少し微笑んだ。無理ではないが、君がどの選択をするかによって、その道は開かれるかもしれない。君が持つ力…それが鍵になるだろう。ワイの力か…

花子は手に力を込めた。あの手紙に書かれていた「平行世界の結果に置き換える能力」がどういう意味を持つのか、まだ完全には理解できていなかった。しかし、それが彼女の冒険の先にある道を切り開く可能性を秘めていることは間違いなかった。まぁ、やってみるしかないわな!花子は決意を胸に秘め、街を出て運命の結び目を目指すことにした。角兎は彼女のそばでピョンピョンと跳ね、彼女を励ますように動き回っていたその先には、果てしない未知の世界と、無限の可能性が待っている。空想庭園は彼女の運命をどう導くのか、そして本当に元の世界に帰ることができるのか次々と広がる選択肢の中で、花子は自分の道を見つけ出すために歩み続けた。

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