ありのまま、これまでの体験をここにのせるぜ!!
ナイトジョーカー
第1話 のぐそばばあ
これは小学校の時の話である。
俺を含めた数人は、学校の裏山できのこをとっていた。
もちろんきのこの種類何てわからない。毒キノコでも構わず集めていた。
「おい、だいぶ集まったか」
「いや、まだ3つしかきのことれてない」
「なんだよまだ3つかよ、僕なんか7つも獲っているぞ」
俺達はどれだけきのこを採取できるか競いあっていたのである。
「くそー、もっときのこをとって見せるぞ」
俺は裏山の草や茂みを分けさらに中に入っていった。
「そうはいくか!」
「僕がもっととってやる」
競い合うようにさらに裏山の中に入っていった。
草や茂みを分け入っていくと何やら”ううううう~”といううめき声が聞こえてきた。
「も‥‥‥もしかして幽霊!?」
「そ、そんな幽霊何ているわけないだろう」
「そのとおりだよ」
俺達はうめき声のあったほうに進んだ。するとその声の先に人がいたのである。
幽霊じゃなく少しほっとしようとしたがその先にいた人物の行為に俺達は唖然とした。
なんとのぐそをしていたのである。しかも、ノグソをしていたのはばばあであった。
しかも”ううううう~”とうめき声をあげていた。
さっきのうめき声はうんこを出すために気張っていた声だったのかよ~!
そう思いながらも、目の前でノグソをしているばばあをみて俺達は唖然としていた。早くその場を去ろうとした。
その時であった。ばばあが話しかけてきた。
「よっ! こんなところで何してるのかの」
俺達はさすがにノグソしているばばあにこたえず、その場を無言で去っていった。
しばらく先に進むとばばあのことについてはなした。
「なんで学校の裏山でノグソしているんだ」
「そんなこと知るわけないだろう」
「とにかく早くあの映像を消したい。あの話はもうなしだぞ」
こうして、俺達は二度とのぐそばばあの話はやめたのだる。
もしかしたら、いまでもあの裏山にはのぐそばばあがいるのかもしれない。
田舎には、たまにのぐそしているひとがいるので要注意だ!!
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