第2話
町には燃え尽きあとの家や、死体もあった。
・・・すでに俺の復讐は終わったのか・・・
と言うより、なんだろう。心の底から膨れ上がることがある。
やっぱりめちゃくちゃすっきりした。
つまり俺はあの時に川から流されて助かった訳だ。
「・・・最高じゃん、めちゃくちゃ」
ずっと復讐つもりだったし、こんな状態になってスッキリした。
最高だ。
奴らは自らの行いに神から罰が降ったんだ。
_______
・・・そして、
「とりあえずここで終わりかな」
奴らはともかく他の人の墓は作ってあげた。
奴らは死んでくれて気持ちよかったが他の人はそうじゃない。
流石に可哀想で、同情する。
「・・・」
祈りも終わった。
「よしじゃあ、いこ・・・」
嘘だろう。
「・・・お兄ちゃん?」
そこにははボロボロの服をした義妹がいた。
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