⭐︎〝揺らいだ世界の群青〟【アニソン】
量子の海の中に
僕は揺らいだ世界の群青を見た
それは長い旅路の果ての結末で
幻のような光だった
変わることのない世界は退屈で
惰性で生きるような毎日だ
授業をサボって屋上にいた僕は
飲み干したラムネの瓶を使って
空をすかしてみた
潮風の匂いがした
量子の海の中に
僕は揺らいだ世界の群青を見た
それは長い旅路の果ての結末で
幻のような光だった
パスカル色に澄んだ夕焼けの空に
鳥たちが優雅にたゆたっている
軋んだブランコのたてる音が
忘れられたノスタルジーのように
僕の寂しさを具現化していた
夜がふけていく
量子の海の中に
僕は揺らいだ世界の群青を見た
それは長い旅路の果ての結末で
幻のような光だった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます