⭐︎〝揺らいだ世界の群青〟【アニソン】

量子の海の中に

僕は揺らいだ世界の群青を見た

それは長い旅路の果ての結末で

幻のような光だった


変わることのない世界は退屈で

惰性で生きるような毎日だ

授業をサボって屋上にいた僕は

飲み干したラムネの瓶を使って

空をすかしてみた

潮風の匂いがした


量子の海の中に

僕は揺らいだ世界の群青を見た

それは長い旅路の果ての結末で

幻のような光だった


パスカル色に澄んだ夕焼けの空に

鳥たちが優雅にたゆたっている

軋んだブランコのたてる音が

忘れられたノスタルジーのように

僕の寂しさを具現化していた

夜がふけていく


量子の海の中に

僕は揺らいだ世界の群青を見た

それは長い旅路の果ての結末で

幻のような光だった

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