第67話 日記20240820 迷子

 見知らぬ街で迷子になる夢は良く見る。

 もちろん私にとっては悪夢である。

 駅に辿り着いても聞いたことのない路線に駅名で迷う。

 透析の副作用で二時間毎に足が攣って激痛に起きる。寝るとまた見知らぬ街を彷徨う。これが朝まで繰り返される。

 今朝の夢には姉が登場した。私を置いてさっさと先へ進み、結局はぐれてしまった。


 そう言えば姉は肺がんの恐れがあるとか言っていたな。

 これは霊夢なのだろうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る