第15話 日記20240514 お好み焼きを食す
神田の『お好み焼き屋広島カープ支店』にてお好み焼きを食す。
一般には知られていないことだが、広島人にはお好み焼きカウンターが埋め込まれていて、一カ月に一回は広島風お好み焼きを食べないと死んでしまう。たまに広島人が突然死しているのはあれはカウンターが尽きたのである。
広島風はたっぷりのキャベツを高熱で焼き、ぺったんこにするのが特徴だ。さらにそばやうどんを投入するのが一般的だ。
一方で大阪風は生地に山芋を練り込みふんわりとしたものにする。
もちろん広島人たるものは広島風でないといけない。
神田には最初に『お好み焼き屋広島カープ支店』があり、後に『お好み焼き屋広島カープ本店』が作られたという経緯がある。「あの本店はウチとは何の関係も無い店なんだけどね」とは支店のお店の人の言。
日本の商売道徳は地に落ちてしまったようだ。
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