第51話 ユルく創作論(イメージ:戦闘)

 拙作『赤塵のサンダーバード-機兵戦記-』

https://kakuyomu.jp/works/16818023211823304722

の女主人公の御堂さんですが……「脳筋お花畑」で戦闘中にも敵兵の生死を気にする場面があります。



 父が狩猟免許を持ってた影響で、私も狩猟免許を取りました。鳥を撃ちに何度か行きました。

 鳥が飛び立つのを見つけたときは、興奮してるから「仕留めてやる!」と思って引き金を引きます。でも、引き金を引いて銃声が響いた頃には醒めてます。

 散弾が当たった鳥が落ちるのを見た時は罪悪感……「生き物を殺した」わけですから。

 獲物を回収すると、鳥の羽毛が血で濡れて固まってるんですよ。結構早く血は固まるみたいで、地面の枯葉に血が落ちていても手に付くのはあまりなかったです。

 落ちた場所によっては獲物が見つからないこともあるけど、意地で探します。「命を奪った」のに「まあ、いっか」では済みません。

 勝手な解釈ですけど「せめてもの供養」の気持ちです。



 命を奪う……って、実は相当な訓練が必要じゃないでしょうか?



 敵と遭遇して初戦闘・初勝利。

「よし、やった!」

には抵抗を感じます。

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