睡眠するだけで異世界無双《固有スキル:睡眠強化。1分寝るごとに全ステータスが3000上昇。なお、ステータス上昇効果は一生永続されるものとする。追記:睡眠は神》
うめ生徒
第1章 寝るだけで異世界最強
page1,睡眠オタク、異世界転移する。
第1話 起きたら異世界
高校の昼休みは、僕からしてみれば、
そんな僕は、
昼寝をし過ぎるのも良くないが、しかし、目を閉じずに午後の授業に
だから僕は、昼休みの時間を、睡眠の時間として設定している。
「おやすみ」
と
――そして目が
「どこだ、ここ?」
何せ、僕の目が
まず、教室の机の上に顔をくっつけていた
周りに
まるで、オーロラのようであった。
「
感動が口から
しかし、それでいてだ。
ここはどこだ? となおさらの
「
何だろう?
過去のロンドンへ、タイムスリップしたかのような感覚だ。
もしくは……。
「オーロラみたいな空は、昔のロンドンには当てはまらない
もしくは、だが。
まるで、
「……いや、そんな
僕は、この現実的でない場所を――
「夢か何かに決まっているな」
睡眠の
それは、そうだ。
昼寝をして、目覚めて、これだ。
本当の意味では目覚めていないとしか、考えられない。
「でも……だ」
感覚が、現実のものと非常に
雨に打たれた感覚も、濡れた地面に
意識も、やけにはっきりとしていた。
何といえばいいか、だ。
「夢のわりには、
もしかしたら、現実の可能性もあるのではないか――?
という、バカげた
「――大丈夫ですか?」
そんな言葉とともに、僕に降りかかる雨が少なくなっていることに気がついた。
地面に寝そべる僕を見下ろした、一人の女性が立っていた。
その女性が、僕の上に
顔つきが整っており、可愛いと美しいの両方を持ち合わせたような人だ。
彼女は、
「あなた、
「珍しい服装って、僕の着ているこれのことですか?」
「はい」
「これは、ただの高校の制服ですけど」
「こうこう……?」
その
「もしかしてですけど、あなた――」
そして、このように言われたのだった。
「――
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