未確認生物を目撃?東京【体験談】

柿倉あずま

第1話 序

(本話の分量は、文庫本換算2P程です。)



コンサルタント会社を経営するDさん(33歳)。


会社も軌道に乗ってきた現在、自宅として、東京都内にマンションを購入した。


東京湾の入り江のような場所、その畔に位置するマンション。さらに33階。ベランダからの眺めは壮大。視界手前には揺らめく東京湾、視界奥には向こう岸に林立する高層ビルたち。朝は東京湾と大空の群青、夕方はビル群に沈む夕日のオレンジ、夜は煌めくビル灯り、色彩も豊かだ。


自身の部屋に満足しているDさんだったが、或る日に、奇妙な存在に気が付いた。


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