ドク博士のオールジャンルな日常

ネオ・ブリザード

第一章 ドク博士、何か発明す

第1話 『周りが海に囲まれた島国【氷の島】』

 ここは、周りが海に囲まれた、とある島国【スノイス】。


 この島国は、とても珍しい形をしていて、空から見ると氷の結晶……【❅】の模様に似ていました。

 まあ、だからと言って年中冬かといえばそうでもなく、四季がしっかり訪れるので、交友を持つ国々からは島国スノイスの事を『春が訪れる氷の島』と親しみをこめて呼んでいました。



 ですが、これからするお話には、これらの事は全くもってどうでもいい事です。



 重要なのは、そんな島国スノイスの、これまたある所に、全体が白い半球状の建物が建っていて、その白い半球状の建物には、『ドク・シンキ・ゾーク』という26歳の女博士が日夜、良く分からない発明をしながら過ごしている、と言う事なのです。


 ほら、今日もまた、その白い半球状の建物の正方形の窓から、怪しい光が漏れています。


 ……そして、このお話は、その『ドク・シンキ・ゾーク』女博士と、その周辺の住人達の、良く分からない日常を語っていく物語です。






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【後書き】

 このお話は、拙作『顔文字4コマ ネオ・ブリザード号』を元に文章化したもので、四コマをテーマとしてお話を書いております。一話のお話が短いのは、ご容赦下さい。

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