あぶない刑事BLANK

第7話 駆逐

　6月2日 - 日産自動車が「セフィーロワゴン」を発売。

　梅雨時の横浜、大下勇次刑事は循環器内科での不審な死亡事件の捜査にあたっていた。被害者は患者で推理作家の坂東。しかし、捜査が進むにつれて彼は怪文書を受け取り、不可解な脅迫を受けるようになる。捜査の妨害と思われる一連の出来事に不安を感じながらも、大下は事件の真相を追及する。

　一方、大下はかつて修行した少林寺拳法の技を駆使し、裏取引や疑わしい人物たちとの対峙に立ち向かう。しかし、捜査中に記憶喪失の症状が現れ、彼は過去の記憶と現在の出来事を区別することが困難になる。

　そんな中、大下は通信を監視することで事件の裏に隠された陰謀を暴く手がかりを得る。裏取引の実態や怪文書の発信元を特定し、事件の背後にある真相に迫っていく。

　6月12日 - 2005年万国博覧会の会場が愛知県瀬戸市に決定する。

　町田透：「大下さん、この怪文書、どうやって扱ったらいいんですか？」

　大下勇次：「それを俺に見せてくれ」

（町田が怪文書を大下に渡す）

　大下勇次：「これは…確かに何かの警告だ。瞳ちゃんにこの内容を調べてもらおう」

　田中刑事：「この怪文書が何かの予兆であれば、事件が大きく動くかもしれないな」

　松村課長：「鷹山さん、あなたもこの調査に協力して」

　鷹山敏樹：「了解しました。トオル、瞳ちゃんの情報を待っている間に、我々も独自に捜査を進めよう」

（深町課長が入ってくる）

深町課長：「何か進展はあったか？」

真山薫：「まだですが、瞳ちゃんが怪文書について調査しています」

深町課長：「慎重に進めろ。事件の背後には影の力があるかもしれない」

（松村課長と深町課長が去っていく）

　町田透：「大下さん、山路さんから情報が届きました」

　大下勇次：「早速教えてくれ」

（町田が山路瞳の情報を大下に伝える）

　大下勇次：「なるほど、こういうことか。これを元に行動を起こそう」

　鷹山敏樹：「俺たちも動くぞ。トオル、連絡先を探してくれ」

（町田が連絡先を探し始める）

　田中刑事：「この情報を元に、裏取引や怪文書の背後に隠された真実に迫りたいな」

　6月24日 - イチロー選手が「209打席連続無三振」の日本プロ野球記録を樹立。その後の対日本ハム戦で下柳剛から三振するまで、「216打席連続無三振」を記録した。

　町田透：「連絡先を見つけました。瞳ちゃん、こちらにお電話してください」

（町田が山路瞳の連絡先を大下勇次に伝える）

　大下勇次：「了解」

（大下が山路瞳に電話をかける）

　大下勇次：「瞳ちゃん、大下だ。怪文書の情報ありがとう」

（山路瞳との会話を交えながら、捜査の方針を話し合う）

　町田透：「大下さん、山路さんからの情報で裏取引の場所が特定できました」

　大下勇次：「それなら行ってみよう。トオル、タカ、ナカさん、一緒に行動しよう。」

（一同が裏取引の場所へ向かう）

　町田透：「ここが目的地ですね」

　鷹山敏樹：「警戒して進め。怪文書の背後に何かあるかもしれない」

（一同が建物に入り、探索を開始する）

　田中刑事：「この部屋に何かあるかもしれない」

（田中が部屋の奥を探る）

　町田透：「こちらに何かあります！」

（町田が怪文書と関連のある証拠を見つける）

　大下勇次：「これは…」

　鷹山敏樹：「裏取引の証拠だ」

（一同が証拠を押収し、港署に報告する）

　深町課長：「よくやったな、鷹山。事件は解決したようだ」

（課長たちが一同を称える）

町田透：「皆さんの協力があってこそです」

大下勇次：「これで一件落着だ」

（一同が笑顔で固く握手を交わす）

鷹山敏樹：「次の事件にも備えて、また一緒に頑張ろう」

　6月28日 - 神戸連続児童殺傷事件の犯人である少年が逮捕される。