(詩集)未だ返る音は無い

月見

第一夜 "お赦しを"

誰がこんなに苦しめるのでしょう

この上なく、無力だわたしは。


ねたまれ

知らぬとそしられ

なじられ、なされるまま


口を開けるならば素手でカサカサ

消えた光は掴みきれずだ


すられて

当たられ罵られてくだを、

巻く?まま引き倒されていく。


いいわけ、なんて保身でしか無い。


許さないのは誰?

僕自身だろ。

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