駅前

■コウタロウ

お、来た来た。




■ジュン

用事済んだー?




■シン

うん、まあね。




■ジュン

どんな用だったの?




■シン

呼び出した憶えがない、って云われたよ。




■コウタロウ

何とまあ……。




■シン

あと、哲学とは何かって話をされたよ。




■ジュン

へえ、哲学?

こないだみたいな?




■コウタロウ

そう云えば、哲学者なんだっけ?




■シン

うん……まあ、あの人の事はもう良いじゃないか。

何して遊んでたの?




■ジュン

そうそう、新作の映画を観たんだけどね。

中中良かったよ。




■シン

くそー、僕も観たかったなあ。




■コウタロウ

また次の機会だな。

で、この後は特に決まってないし、シンも来たし、喫茶店かどこかで話すか。




■ジュン

そうね、そうしよっか。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る